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お酒が弱い人のお酒の出会いのお話

はじめに

桜葉どらいぶさんの企画に参加させて頂きました。お酒のお話です。noteだと自分語りできて楽しい。

お酒が弱いとお酒を楽しく飲んでいる人のお話や様子を見て羨ましいと思いつつ、ちょっとさみしい。仲間に入れて。

でも、お酒が弱くてもお酒自体は嫌いじゃないのです。この感覚、お酒大好き民にはわかるのかな。ただお酒が弱いだけなんです……! お酒は好きか嫌いかでいうと、えっと…すきかな……へへ。

ちなみにどのくらい弱いかというと、すぐ顔にでます。まっかっか。ビールを半分くらい飲んだだけで戻したことあります。アルコール3%のチューハイを全部飲む前に寝落ちして朝を迎えるくらい。(ついたままの部屋の明かりとPCの電源をみて絶望するやつ)

そんなお酒よわよわの民が出会ったお酒にまつわるお話です。


お酒との出会い

バイトの同僚に青森出身の人がいました。その子とはお仕事が終わった後にドライブに行ったり知り合いの喫茶店でおしゃべりしたりと仲が良い関係でした。ねえ、この頃はお友達がいたんだよ……わたし。

ある日、いつものようにバイト終わりに暇を持て余してたところにそのお友達に誘われお家に招かれました。その子が一升瓶と湯呑を抱えながら満面の笑みを浮かべつつ持ってきたのが日本酒でした。

その日本酒の名前は「田酒(でんしゅ)」
それも地元の人しか買えることのできない特別なものだそうです。

当時の日本酒のイメージはとにかくアルコール臭がきつい! お酒というより消毒液かな? ぐらいの認識でした。とはいえ、お友達が勧めてきたお酒を無碍にはできずに、えいや! と飲んだのです。

その時の感想が「お酒なのにあのいやな匂いがしない! お水みたいなのに味やいい香りがする…?!」でした。

それまでビールぐらいしか飲んでこなかった私にとっては衝撃。これが実質初めての「お酒」との出会いかもしれません。日本酒 is おいしい


それから日本酒を自分から飲みはじめました。とはいえ、一升瓶を飲み干せるほど強くない。数ヶ月ぐらいかかりそう。

そのせいもあって、あれこれ試しながらたどり着いたのが冷酒でした。冷酒だと常温で飲むよりアルコール臭が気にならなくなる上に私にとっては飲みやすかったのです。

最初に書いたように、酔っ払うと同時に具合を悪くしちゃうような私にとっては冷酒は気持ちよく飲めるお酒です。

特に純米酒だと次の日も響かないうえにめっちゃ楽しく酔えるのが楽しい。日本酒の印象を180度が変わりました。どうして今まで教えてくれなかったんですか、大人ってずるい!

なにせ500ミリリットルの冷酒を一回で飲みきっても具合が悪くならない。それどころか、楽しくてしょうがない。フラフラしているっていう実感はあるけどフラフラしているむしろ状態が楽しい。私にとってのお酒革命なのだ!

その一方で酔っている自分とはまた違う冷静沈着な自分も脳内に存在してたりします。

「え、そらのさん酔ってます?? ふらついてますよ!!! 危ないから座ってね? え、なんで立ち上がって踊ってるんですか、こわい!」

こんな感じでもう一人の自分が必死に訴えかけてくるのです。ここ状態が「酔ってる?」「酔ってません」を生み出してるのかもしれない、しらんけど!

そんなわけで、基本的にお酒が弱いと言えども良いお酒に出会えると楽しいというお話でした。

みんなもお酒にまつわるお話やおすすめのお酒、飲み方など気軽に桜葉どらいぶさんのアドベントカレンダーに参加してみてね。

そらの

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