ほぼ日プ無印で時が止まっていた本田兄貴1pickの私、初めて生でOWVを見たよ
2/12(土)、中野サンプラザで行われたOWVのワンマンライブ「and I」を見に行った。
キッカケは「私がINIを布教してハマってくれたかと思いきや、いつの間にかOWVのファンクラブに入っていた友達」が誘ってくれたことだ。
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そもそも、私はQWV(=OWVのファン)ではないと思う。
私は日プ無印をリアルタイムで見ていたわけではない。JO1が結成された2、3ヶ月後にまた別の友達に勧められてどハマりして1週間で全話見た。
その当時JO1は存在すら知らなくて、だから当然メンバーも誰一人知らなかったので、ネタバレに遭うことなくドキドキしながら各話見ていた。
いや、よくよく考えたら毎回動画の最初にJO1とワイモバイルのコラボCMが流れていた。しかしその度にスマホをベッドに投げ飛ばしていたので、ネタバレを避けることが出来ていた。
いやいや、「しおん、どう思う?」みたいな声は聞こえた。「あ、きっと鶴房くんは選ばれるんや」って思った。
あと「最近友達に薦められたプロデュースワンオーワンって言う番組にハマってて〜」と母に話したら「あ〜なんか豆ちゃんって子が1位のやつ?」とすげぇ最悪な形でネタバレを喰らったこともあった。「あ、豆ちゃん1位なんや」って思った。
そんなことはどうでもいい。「男アイドルは興味ないからな〜」なんて思っていたら4話のOVER THE TOPで完全に本田康祐くんに沼落ちした。
ちょっと怖そうに見えて実は優しくて熱くて、他の子より経験豊富なお兄さんで、Fクラスが4人いた「選ばれなかった組」2班で見事勝利するあまりにもドラマティックな人物像と展開が琴線に触れまくった。
それに塩顔、横顔が綺麗、ガッチリめの体つき、ダンスが上手いというのもとても好みだった。
気づけばそれ以降の回は自然と本田くんを追っていた。更にはYouTubeで日プ以前の本田くんの動画を探して見るようにもなった。それくらいハマった。初めて好きになった男性アイドルだった。
本田くんは残念ながら11人に入れなかった。ショックだった。
その後吉本にて佐野くん、浦野くん、中川くんの4人でデビューすることが決まった。嬉しかった。
しかし、正直な話、デビューする頃にはちょっと気持ちが冷めてしまっていた。熱しやすく冷めやすい性格だったのだ。
その後、OWVに関してはYouTubeのチャンネル登録をしてMVはちょくちょく見たけど、ダンプラや企画系の動画は見ていないし冠番組も追っていない。QWVでなければ最早ライトファンでもない、「ちょっとだけOWVを知ってる人」だった。
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という私だが、今回友達に誘われて「本田くん見てみたいな〜」と思い夜の回のチケットを2枚取ってもらった。無事当たって良かった。
これでもし当たらなかったら、「こんな薄い愛の私のせいで本当にOWVが好きな友達が落ちたかも」という罪悪感に苛まれただろう。
と思ったら、友達は昼の回も1人で行くことが後から分かった。半端ないエネルギーだ。
しかし、それでもこの日生で見られないQWVの方々に対する申し訳なさはあった。
でもまぁ、結構楽しみだった。「UBA UBA」「Ready Set Go」「Roar」「Get Away」「CHASER」の5曲しか知らない状態でワンマンライブを見に行った。
感想は…………
満足感半端ねぇ。
凄い。凄い満足感。幸せな時間だった。ほぼ曲知らないのに。
一曲目、全く知らない曲だったけど本田くんがペンライトの振り方を教えてくれたおかげで何とかなった。優しい。好き。
まず本田くんの感想。初めて生で本田くんを見たことで、毎日日プを見て繰り返し本田くんのチッケムを見ていたあの頃のあの感覚を思い出した。
本田くんはどの曲でも楽しそうで、自分のパートじゃなくてもノっていて、「あぁ、根っからのパフォーマーなんだな」と感じた。ライブに生きる人なのだろう。
そんでカッコいい。シンプルに。相変わらずダンスも軽く踊っていてカッコいい。そして驚いたのが、
めっちゃ歌上手くなってる…
失礼ながら、もっと声カスカスかと思ってたら声量が凄くて本当に驚いた。日プから2〜3年経ったらそりゃ上手くもなるのかもしれないが、私は「あの頃」で時が止まっていたので衝撃だった。
そしてOWV全体の感想としては、まずパフォーマンスの安定感が凄い。歌もダンスも隙がない。日プのイメージで言えば、歌は浦野くん一強かと思っていたし、ダンスは佐野くん本田くん二強かと思っていた。
しかしどうだ。全員歌もダンスも上手い。ビジュも良い。ステージでの存在感がある。全員がセンターだった。4人というのはなかなか少ない人数ではあるけど、物足りなさや画の寂しさは全く感じなかった。
そしてトーク部分も普通に楽しめた。
アイドルのトークってファン以外はちょっと退屈だったり、内輪ノリに着いていけなかったりするんだけど、OWVは内輪ノリに走りすぎず内輪感に巻き込むのが上手いと思った。
OWVをしっかり見てきたわけではない自分でも、何となく4人のキャラや役割が瞬時に理解できた。前々からよく知っていたアイドルかのような安心感がそこにはあった。
本田くんはそこまで兄貴兄貴していなくて、むしろ可愛らしい。「本田兄貴」じゃなくて「本田くん」だった。
日プでの「みんなの兄貴」な本田くんに惹かれたが、好きにボケてみんなにツッコまれる本田くんも凄く素敵だと思った。可愛い。好き。
そして、今までは本田くんにしか興味はなくてちゃんと見てこなかったが、OWVは皆んな面白くてカッコよくて可愛いことにも気づいた。
QWVではなく元国プとしてこの文を書いているから、日プ当時の印象で「浦野くん」「佐野くん」「中川くん」と表記してきたけど、ライブ見終わってからはもう「秀太」「文哉」「勝くん」だと思ってるし。正直な話。心の中ではそう思ってずっと書いてた。
「中川くんって誰だよ」って思いながら書いてた。
ようやく私もOWVのことを「日プ無印の派生グルの4人」ではなく、「OWV」として見ることが出来るようになった。OWVのことがとても好きになった。
そんなわけで少しずつOWVのことも追っていこうと思う。YouTubeから見るべきか、OWV道から見るべきか…。また少し新たな楽しみができて良かった良かった。
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