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フランス人は10着しか服を持たない



ジェニファー・L・スコット 2014刊行

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日常が突然、特別なものに見えてくる
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典型的なカリフォルニアガールだった作者が、大学三年生の時に「パリ・アメリカ大学」に留学し、パリの由緒ある貴族の邸宅でくらすこととなる。そこで出会った「マダム・シック」の生き方に感銘を受けライフブログに執筆し、それらをまとめたもの。ベストセラーとなりました。人々が生き生きと素敵に暮らしているパリで、満ち足りた一日を過ごす。そんなふうに、自分が住む街でパリ生活のように毎日を「特別な日」のように生きる方法が語られています。作者がパリで学んだ「暮らしの質」を高める秘訣は、理想の自分や憧れの生活へ向けて、勇気を出して自分を変え、一歩を踏み出していくことに繋がっている。その姿とヒントの数々が、読者の心の琴線を弾き、この本に出会った読者の毎日も素敵なものに変わっていく。

フランス人はほとんど間食をしない。誰だって、毎日の決まった時間の食事が楽しみだったら、せっかくの食事の前にクラッカーでお腹をふくらませたりするわけがない。キチンとした食事が一番大事。だらだらと間食するのはシックじゃない!
フランスでは食べるときにカロリーを気にして、太りそうだなんて心配していた人はひとりもいなかった。食事の時間は人生のなかで大きな割合を占めている。だから、大いに楽しもう。心から楽しんで、喜びを感じながら、味わっていただこう。
フランス人はジムに通わない。
毎日の買い物や家事をしながら、日常生活のなかで体を動かそう。。自分の体型にポジティブなイメージを持つ。目標を設定する。活動的に過ごす。一番重要なのは、怠け者にならないこと!怠け者はシックじゃない。
フランス人は10着しか服を持たない。要らない服を捨てる、季節外の服は、別の場所に収納する。「10着のワードローブ」に挑戦する。いちばん大事なのは、プロセスを楽しむこと。ワードローブを10着に絞る実験の目的は、あなたが本当に気に入った服だけを揃えて、いつでもTPOにふさわしい、きちんとした服装ができるようになることだから。

自分をどんな人間として印象づけしたいかを考える。
自分を最も魅力的に見せるコツは、自分らしく満ち足りて過ごすように心がけること。
自信やユーモアのセンスや冒険心など、目に見えないものを見失わないようにしよう。
知的な刺激のない生活を送らないように、毎日、頭を鍛えること。
日常のありふれたことに喜びを見出せば、毎日がハッピーで楽しいことがいっぱいになる。

良質な食べ物を選ぶ。
質の良い服を長く着る。
下調べをして買う。
経験の質を高める。
かけがえのない時間を過ごす。

情熱をもって生きる

そしてとうとう、わたしは一歩を踏み出す。

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