角落ち(将棋の話)

私は小さな頃から将棋が好きで「将棋世界」という雑誌を両手で数えられる年齢の頃から愛読していたりする。

その中でむかーしあった企画で「新鋭四段VSトップ棋士」の角落ち(もちろんトップ棋士が角を落とす)というのがあった。たしか1年ぐらいやって角落ち側の1勝11敗だった。
まぁ角落ちはかなりのハンデなのでこの結果に驚いた。
11敗におどろいたわけではなく1勝に驚いた。
1勝をあげたのは大山十五世名人で負けたのはたしかK四段だった。
まぁ大山さんは番外戦術とかも巧みだったのでそういう影響もあるのかもしれない。が、普通はプロ対プロで角落ちは負けない。(とみんな思ってた)
ただ当時のアマ名人とプロ名人の角落ち記念対局がいい勝負だった(ような記憶がある)からもしかしたら微差だったのかもしれない。

で、最近おもったのは「藤井(聡)さんが新鋭四段と角落ちしたらどうなるんだろう」って事。
まったく勝負にならずに負けるのか、中終盤でうっちゃって勝っちゃったりするのかな?見てみたいなぁと。
まぁ今の将棋界だとこんな無茶な(=負けたら立ち直れないぐらいダメージを受ける)企画はやらないのだろうなぁ。

ちなみに暇な時(タイトル戦の時期ではない)の渡辺さんなら10やれば1ぐらい新四段相手なら勝ちそうだなぁって思ってみたりする。


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