占いを活かす云々の前に
確かに一理あるんだけど、重要な部分を見落としている。
それは肉体を整えているかどうか
そもそも神経伝達が乱れづらいかどうかに
着目しているかどうか。
能力が偏れば偏るほど、脳の神経伝達も特定の部分が強化され、その分、弱い部分も露呈する。故に、弱点補正に頑張り過ぎて自分を追い込む人も多い。
それを
「あなたの強みはこちらです、だからこちらをやりましょう」と方向性をアドバイスすることは確かに良いしそう。それはいいとして
ではなぜ、強みを自覚しにくいのか、活かしにくいのか。
食べ物の影響が体に出やすくて、すぐに体調を乱す人は、自分の才能がわかってても活かしにくいことがたくさんある。体が追いつかないのだ。それに対して
「休みましょう、体の声を聞きましょう」というアドバイスが多い。
体調を乱している時に、体の声がわかる人とわからない人がいる。そもそも体の疲労感を元々感じにくい人もいる。これは完璧主義、それも度がすぎた完璧主義の人に多い。
そんな人に
「他の人を見て、参考にしましょう。自分が頑張ってるところを褒めましょう」では根本的には解決しない。
度がすぎた完璧主義の人は、そんなことはとっくに参考にしているし、自分を褒めてみた経験がある人も沢山いるだろう。それでも治らないからこそ苦しんでいるのだから。
そもそも度がすぎた完璧主義の人が、そんなにたくさんいるだろうか?
少ないからこそ、度が過ぎたという表現になるのだ。
沢山いれば、それはいわゆる「普通」になるのだから。
サンプル数が目に見えて少ないケースに対して、周りを参考にすることは具体的な解決になるだろうか?
度がすぎた完璧主義の人をたくさん集めて、様々な仮説の元に検証するからこそ、参考になるデータが取れるのではないだろうか?
例えばHSPじゃない人をたくさん集めて、感覚過敏を調べて、HSPの人の感覚過敏の直接的な対策になるだろうか?
一つの情報にはなるだろうけど、果たしてどうだろう。
共通の特徴を持つ人を集めて、いろんな角度から検証するから対策が見えてくる。もちろん気質が違う人の特徴も参考にはなるが、情報として活かし日常を変化させられるかどうかは、また別問題だ。
僕も勉強はまだまだしたいし、わからないことは多いが、それでもこの辺りの見識が占いで重要になってくることに、重きを置いている。
この辺りを踏まえない限り、抽象的な精神論になり得ることは、いうまでもないだろう。
僕のことを「応援してもいいよ」というみなさま、ぜひよろしくお願いします。活動資金として活用させて頂きたく思います。