ZEHについて嚙み砕いていきましょう
Net Zero Energy House
Net Zero…温室効果ガスの排出量を正味ゼロ
Energy…エネルギー(力)
House…家
という意味の略語です。
Netの直訳が『正味』です。
『正味』って関西出身の方のトークで登場するイメージです。
『実際』のような意味合いだと思っていましたが、調べてみたところ
【正味】しょうみ
1 余分なものを取り除いた、物の本当の中身。「―の少ない果物」
2 風袋を除いた、商品だけの目方。「―1キログラム」
3 実質的な数量。「昼休みを除いて、―8時間働いた」
4 掛け値のない値段。また、仕入れの値段。正味値段。「―で売る」
5 表面に現れない、隠された本当のところ。「―を言わねば事実談にならぬから」
goo国語辞典 引用
要するに、『実際』だと思います(笑)
さて、温室効果ガスの排出量をお家で正味ゼロにする…?
どんな家がそんなこと可能にできるんだろう…?
環境省のHPを見てみました。
1. ZEBとは?
Net Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の略称で、「ゼブ」と呼びます。快適な室内環境を実現しながら、建物で消費する年間の一次エネルギーの収支をゼロにすることを目指した建物のことです。
建物の中では人が活動しているため、エネルギー消費量を完全にゼロにすることはできませんが、省エネによって使うエネルギーをへらし、創エネによって使う分のエネルギーをつくることで、エネルギー消費量を正味(ネット)でゼロにすることができます。
環境省HP 引用
大きなくくりとしてBuilding(=建物)を略語化して解説されていました。
〇建物で消費する年間の一次エネルギーの収支をゼロにすることを目指した建物
一次エネルギーって何だろう…?
調べました。
【一次エネルギー】いちじエネルギー
自然から採取されたままの物質を源としたエネルギー。石炭・石油・天然ガス・水力・原子力など。
goo国語辞典 引用
なるほど!ちなみに、
【二次エネルギー】にじエネルギー
電気・都市ガスなど、一次エネルギーを変換・加工したもの。
goo国語辞典 引用
そして三次エネルギーは、二次エネルギーから変換されたものです!
可能性が無限に広がりますね!
私たちは日々生活していく中で、料理、洗濯、掃除、入浴など、、電気やガスといったエネルギーを使っています。
そのエネルギーの収支をゼロにするとは、
使った分を、また創ることで収支をゼロにするということですね。
この省エネと創エネの組み合わせで
エネルギー消費ゼロを目指す住宅がZEHです。
そして、引用元の環境省がこのように解説しているということは、
国が只今、このZEHの建築を支援している状況です!
PDFのスクリーンショットなので見にくいかと思います…すみません。
→PDFはこちら
経済産業省・国土交通省・環境省の3省の連携による事業の取り組みで、補助金がもらえる制度があります。
区分により、基準の要件や補助額が違います…。が、
主な要件に、
外皮性能:強化外皮性能
太陽光発電などを除く一次エネルギー消費量:省エネ基準△20~25%以上
太陽光発電などを含む一次エネルギー消費量:省エネ基準△100%以上
という記載があります。
む、むずかしい…。
こちらはまた別の記事にて噛み砕きたいと思います!
ご覧いただきありがとうございました!
『太陽光発電などを除く/含む 一次エネルギー』という言葉が先ほどの資料にも登場しました。
太陽光発電によって創られた再生可能エネルギーは注目を集めていますね!
新築住宅のみならず、既築のお家にも太陽光パネルは設置することができます♩
今お住いのお家に設置すると一体いくらお金が掛かって、どれくらいで回収できるのか…シミュレーションのご相談、Soramoは大歓迎です!
また次回の記事にてお会いできたら嬉しいです!
今後ともどうぞよろしくお願いいたします!
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