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容姿、顔色、言葉遣いを正す

「人間をみがく」より、今回は自分なりの解釈で書いていきます。

曾子曰く、君子、道にとうとぶ所の者三あり。容貌ようぼうを動かしてはすなわち暴慢を遠ざかり、顔色を正しては斯ち信に近づく、辞気じきだしては斯ち鄙倍ひばいを遠 ざかる。

曾子(孔子の弟子)は言った。君子が大事にしているものが3つある。と

一つ目は、容姿態度に暴慢がなく、洗練されるように努める。

二つ目は、顔色を正すことに努め、信に近づこうとする。

三つ目は、言葉遣いや口の利き方が悪くならないように心がける。


顔面の皮膚は敏感で、身体中の状態が現れるそうです。事あるごとに顔色をコロコロ変えるような人は信に近づく事ができない。顔面には誠が現れなければいけない。

人間の精神は言葉遣いや雰囲気に出てきます。低い場合は人間関係に悪影響を及ぼします。発言の際は、自分の言葉遣いや口の利き方が卑しくないように、矛盾のないように心がける。それが大事な自己鍛錬ですと言われています。


世の中いろんな人がいます。失敗などを追求すると顔色を変えて言い訳をする人、弱いものには横柄な態度を取る人、わがままを言う人。

そういう人は信用を失うことになります。

自分の生活の中で、信に近づけるように、また堂々と振る舞えるようにしようと思いました。

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