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特殊スキル:ヤギとの交信

私にはちょっと特殊なスキルがある。

それは「ヤギと交信できる」こと。

え?何言ってんの?大丈夫?

そう思うのはごもっともだ。


柵の向こう側のヤギと目が合ったのが始まりだった。


ヤギとの出会いは、動物と触れ合える牧場。

ウサギや羊、ヤギに牛や馬などが居て、動物園よりも距離感が近くて、また違った触れ合いができる。

もともと動物が大好きな私は、はしゃぎにはしゃいでいた。

ウサギを撫でたり、羊のモコモコした毛皮を触ったり。

とても楽しい。

そして、ヤギのコーナーに向かい対面した。

予想以上の群れ。

少人数で、それぞれが自由にしているものと思ったが正反対。

何匹かでくっついて固まっている。

少ししゃがむと、ヤギたちの視線にぶつかった。

なんだかめっちゃ見られている。

ご挨拶しよう、そう思いヤギの鳴き真似をしてみた。

「メェェェーーー」

我ながらそっくりだな。

こっそり自画自賛していると、

「メェェェーーー!!!」

一斉にヤギたちが鳴き始めた。

いや、お返事をしてくれた。

え、、、えぇぇ?!

一緒に居た夫は大爆笑。

試しにもう一度。

「メェェーーー」


「ンメェェェーーー!」


…まじかよ!

私、ヤギたちと交信してるし!


またまたー、話盛りすぎでしょ。

そう思う人がいるのも無理はない。

いや、ほんとにあり得ない(笑)

前世はヤギだったのかな?

そう思うほどの、いい返事っぷり。

びっくりしたけど、すごく楽しい瞬間だった。


時は過ぎ、再び牧場に降り立った私。

え、あれで話終わりじゃないの?

いえ、まだまだ続きがあるんです。


前回でのヤギたちとの交信を忘れられず、またヤギたちに会いに来たのだ。


初めての時は、たまたまだったかもしれない。

よし、もう一度試してみよう。

・・・

割愛してもいいくらい、前回と同じ結果でした(;^ω^)


それからというもの、ヤギとの交信は牧場に行ったときの恒例行事となっています(笑)



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