【詩】夢
夢みたいなこと
何時迄も考えて
子供の時間は終わったんだよ
大人になった君は僕にそう言った
ランドセルに詰め込んだ
たくさんの思い出たちは
宝箱にしまわれて出てこない
そろそろ先に進もうか
だってこのままじゃあ
辛いだけでしょう?
君は沢山の常識を鎧にして生きている
とてもじゃないけど壊せそうにないな
夢なんて言葉で終わりにすることのできない自分が
空回りして体が宙を浮きそうになる
愛だけじゃ食べていけないって
聞いたようなセリフを吐いて
追いやってしまうのを許したのは僕
Sayonara
いつかまた会うことがあるならば
その時こそ
必ず変わっていたい
Sayonara
僕の最愛の人
いつかまた⋯⋯
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