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サラリーマンの憂鬱
昨日の夜は、秋刀魚を炭火焼きで食べた。
香ばしくてなんともいえない。
レモンをつけてサラッと。
大根はスーパーで萎びたものが転がっていて
買う気にならなかった。
今日の朝、夫が携帯がないと騒いでいた。
私が自分の携帯を鳴らしても音が出ない。
サイレントにしているのだという。
聞くと会社の上司に「音がうるさい」と注意されたという。
白シャツ紺スーツ。これがデフォルトの会社。
窮屈だ。かわいそうにと思う。
私は家でパジャマ姿で執筆をしているというのに。
でもテレビを見ると政治家たちが皆、同じスタイルだった。
世の中ってこういうもんなんだねと二人で頷いた。
白シャツに紺スーツ。できたら紺のネクタイ。
これが社会のあり方なのね。
自由人気取ってる自分としてはありえないほど窮屈だ。
自分が男で一般の会社に入社して、そしたら同じことをしなくてはならなかっただろう。部下に好きな本を尋ねるとセクハラ、準備体操の手が上がってない、机は綺麗にしておくこと、昼休みは5分間に戻ってくること、仕事中のおしゃべりは厳禁。数えていたらキリがない。
肝心の本業である仕事以外に気をつけないことが山とある。
これじゃあモチベーションも下がる。
上司にヘコヘコして家に帰って奥さんに気を遣って子供に嫌われていたら行き場がなくなってしまうだろう。
それで単身赴任を選ぶ人もいるかもしれない。
サラリーマン、税金取られて泣き寝入り
そんな言葉が浮かぶ。
でも唯一いいことがある。
リタイアした後の保証。
頑張ってきたねのお駄賃。
それがなきゃやめてるでしょ。
やめたくても
たぶん他にできることもないわけで
どうすることもできないのが現実。
ジョブチェンジなんてできる勇気もない。
なんだ今日は暗いじゃないか。
思いっきりネガティブな話をしてしまった。
全国のサラリーマン、それ以上頑張ることもないけど
生きるため、後もう少しファイティングです。
日本は生きることに我慢を強いる。
でも政治の話は自分にとっては御法度。
考えれば意考えるほど思考が止まってしまう。
それだけ世界が暗黒に見えるんですわ。
楽しいサラリーマンの話は年末の川柳で聞きたい。
もうすぐクリスマス、そして年が明ける。
この一年、比較的充実していた。
すごく辛いこともあったけど
それでも作品が一つ仕上がった。
半年以上かかったけど、仕上げることに意味がある。
もうそれだけで自分を色々な意味で許してあげれる。
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