やってもうた⋯⋯

やってもうた。カクヨムのコンテスト応募したつもりがしてなかった。タグはつけていたのだが肝心のコンテスト応募にチェックを入れ忘れた。なんと今日発表の日、気づいた。これ本当にたまによくやるんだけどくそボケですな。二ヶ月くらい待っていた私の時間はどうしてくれよう。あまりにもショックで撤退しようかと思っている。後にも先にも純文学系か文藝作品を求められる機会なんてそうそうないわけで。どうせ過去作だから新しい作品を書くしかこの低空飛行状態を逃れる方法はない。ここ最近、鬱状態に突入しているわけだけど、昨日はやたら暗い映画を観てしまった。「正欲」いやータイムリーだよねって言うのが一言感想。村上龍が昔「誰も書かないから自分が書くしかないじゃない」とか言って怒っていたのを思い出す。そんな感じで小説家はこうあるべきだというか、だから小説家やっているんだとか、そんな肝を見せつけてくれた作品?しかし小説自体は読んでないわけで本当のところはわからない。主役の稲垣吾郎が、なんだかんだ言って一番可哀想じゃないか。そんな終わり方だった。実は私は自分が村上龍みたいな考え方で生きていくことはできない。世の中を冷めた目で見てるし他人に対する共感力も低い。お祭りで盆踊りしている人たちを見ても心が動かない人形みたいなところがある。振り子時計みたいな神経で動いているというか。だから今回の映画も心が動かないと言ったら嘘になるが、そこまで深く悩まなくともマイペースで生きていけばいいじゃないのかい?って感じてしまった。まずいのかな?この感想。この映画に深く感銘を受ける理由もわかる。今の現代の生きにくさについての発露だから。なんだ、そう言う自分は小さい頃からアウトサイダーやってきて、もはや鋼の心。いやいや、もしかしたら映画だからもっと深いところが描かれていないのかもなー。いい映画かどうかと言ったら最後までじっくり見れたわけで十分いい映画だったんじゃないでしょうか。いい映画といえばジャズのアニメ「ブルージャイアント」は良かったな。サックスもピアノも最高。作画もレベル高い。モーションピクチャーすげー。衝撃の最後は泣きました。原作漫画も読むつもり。ジャズは普段聞かない私ですら演奏に興奮・感動したのでおすすめです。


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