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【詩】悲しみ彷徨う魂

君よ見よ
あの頂に登って行こうとする人たちを
長い列を作って
そこに立つ先駆者の賛美を必要としている
馬鹿げたことじゃないか

君よ見よ
理由もなく他人を訝しがる人たちを
血の道を歩くことは
そこまで偉いことなのか

君よ見よ
黄昏なんて大嫌いだと言う人たちを
日がな悲しみに暮れ
嘆き苦しみ抜いて
いったい最後には何が残ると言うのか

君よ見よ
この哀れな裸体を
みそぼらしい頭脳を
私は言う
自分に言う
なんて情けない人間なんだと
この悲しげな肉体を
無数の百合の中に埋めて
今にも死んでしまいたいのだ


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