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エッセイ ポジティブ・ナイン

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映画、読書、執筆、日常のあれこれを綴っていきます。
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#ピアノ

ピアノに想いを寄せて

今、クッツェーの「ポーランドの人」を読んでいる。これはショパン弾きで有名なピアニストが人妻に恋をする話だ。ピアニストはポーランド人、相手はスペイン人のベアトリス。ピアニストは始終名前で呼ばれることはなく、「あのポーランの人」と言われる。それには訳がある。とこれ以上書くとネタバレになるのでやめておこう。ところで私はピアノを弾く。独学だから上手くない。若い頃はアマチュアピアニストになりたい時期もあった。特にショパンが好きで、その小説の中で「何故ショパンはポーランドに帰ってこなかっ

密かな楽しみはピアノを一人で楽しむ事

今、無料サーバー使ってWeb作ってる。 自分が死ぬかもって思ったら一番の心残りというか、もうそれしかないんだけど詩集をどうするかだった。 だからって突然自費出版とか金銭的に無理だし本を作って友人に配るのもいいけど寂しすぎる。Kindleで発表するのがいいけど、それは少し時間かかりそう。というわけで昔デザイナーやっていたこともあり、自分が一番やりやすい形を残すということでWebにした。 平行してKindleも考えようと思う。小説は自信ないけど詩は自由だから。だれかに評価され

角野隼斗さんの楽譜についての覚書

角野隼斗(すみのはやと)さんの楽譜がヤマハミュージックエンタテインメントから2024年1月31日に発売になるらしい。Xでご本人がポストしていた。 私は実をいえばファンでもなんでもない。楽譜大好き楽譜フェチなのである。 それでくいついたというわけ。 そこで、楽譜を購入しようと思い、その前に曲を確認してみた。 (1)大猫のワルツ どうやら画面を見てもわかるように自分の猫のワルツということらしい。ただのワルツだけでは終わらないおちゃめでキャッチーなメロディーが付随している。しかし

憧れのピアニスト様

もう街中や住宅街にはクリスマスネオンが輝いている。 年末感はコンサートで感じる。 特にクラシック。あ、福山雅治の年末ライブもあるか。 あれが告知される頃はまだまだだよねーなんて思ってるけど いざ近づいてくると「やっぱりチケット買えばよかった」となる。 いやあ、でも人混み大嫌いだから。 今年もオンライン配信にするか。 元旦に福山の生ライブをソファに座って見るのも乙なもの。 今、クリスチャン・ティマーマンが日本に居る。 憧れのティマーマン様。私のショパン。 横浜公演のチケット