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自分だと思っていたものを手放し諦める、的な話

今日は、私のことを少し自由に書いてみようと思います。

私は、ヒーラーという特殊な仕事をしています。

特殊と書いてみたものの、
自分的には普通のことなので
全く特殊感はありません。

仕事の内容としては、
人の話を聴き、
その方のエネルギーと本音を把握し、
それを通訳することで、
その方の内側にある答えに到達しやすくする。
その方が自分らしく生きていくための
思考回路やエネルギー回路のシフトチェンジを
お手伝いしています。

生まれつき超能力があるとか、
何か特別なものが見えるとか、
そういったことはありません。

ごく普通に、悩みの多い家庭で育ち
悩みの多い人生を送り、
自分を模索しながら生きてきました。

人並みに、あるいは人以上に、
悩み抜いて来たと思います。

生きづらさを感じていた私が
様々なことを諦めた時、
光明の扉が開いたようでした。 

この場合の「諦め」とは、
これを読む方のフェーズによって
様々な受け取られ方があると思います。

私の場合は、自分の夢を諦めたのかというと
そうではないのですが、
「自分の夢だと思っていた」ものは諦めました。

「自分の夢だと思っていた」もの

今思えば、普通の人生を送ろうと
一生懸命頑張っていたと思います。

当時の自分にしてみれば
「普通では終わりたくない」
など思っていたのですが、

ほとんどが自分以外の誰か(私の場合は姉)の
アドバイスに従ったものでした。

学費が安くて単位の取りやすい学校がいい、
そこそこ実績のある卒業生がいる学校がいい、

お給料の良い安定した会社に勤めた方がいい、
福利厚生のしっかりした会社に勤めた方がいい、
外資系の方がうるさくなくていい、

仕事をして、趣味を楽しんだ方がいい、
20代のうちに結婚・出産した方がいい、

などなど…。

親からは姉と比較されていましたし、
姉は親から信頼されていましたので、
姉に従えば間違いがない、
ということも理解していました。

ほぼ、頭で計算した流れを教わって、
それに沿う人生の方が
賢く安全に生きていけるので、

その線路に乗れるように
(乗れないと恥ずかしい、とすら感じながら)
親や姉が安心するような選択をしていました。

それが私のやりたいことだ
と思っていたのですが、
20代後半から、なぜか姉の人生とはズレて来て、

ようやく、

自分と姉とは違う人間なのだ

というごく当たり前のことを認識したのでした。

人生のサンプルを失った私は
なんとか前例にしがみ付きながら
姉の指し示す「真っ当な」線路に
乗ろうとしていたのですが、

身体に支障を来たし、強制終了がかかりました。

その後はより一層
ジタバタ感・停滞感・絶望感を味わい、
自分らしさについて考えた末、

「自分だと思っていた」自己イメージや願望を
手放し諦めたのでした。

そんな私ですが、日々夢に溢れていて
その現実化に向けてエネルギーを高めています。

日々、ヒーリングセッションの仕事をしながら、
環境やケースは違えど似たような方が
よくいらっしゃるなぁと思って、
今日は自分のことを書いてみました。

あなたの何かのヒントになれば幸いです。

SORAKOE

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