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節分風物詩・四方(よも)参り

久々の記事更新です( ;  ; )

昨年12月から風邪をこじらせ、気管支喘息に(汗)
今は咳が一度出たら、しばらく止まらないなんてことは少しずつ減り、落ち着いてきました。

がっ!
年末・新年の挨拶も書かずに節分記事(>_<)
いつも読んでくださる皆さま、申し訳ありませんm(_ _)m

気を取り直して…

今年も四方(よも)参りの季節がやってきました!
ので、節分に先立って四方参りのお話を。

あらためて、四方参りとはなんぞや?から。

ご存じの方は退屈かもしれませんが、お付き合いいただけましたら幸いです。

さて、「四方(よも)参り」とはー。

御所の四方の鬼門を護る四つの寺社にお参りする、千年以上前からある京都の伝統行事のひとつ。

節分の期間中にこの四社を参り、邪気を払って福を招くといわれています。

今の時代、どれくらいの方が四方参りをされている方がいるかはわかりませんが、節分といえば毎年ここ!
という推しの節分会(神社仏閣)は、みなさんそれぞれあると思います(^_^)

私は、今年も「四方参り」へ行こうと思います♪

「四方参り」の四つの寺社は、吉田神社・八坂神社・壬生寺・北野天満宮。

昨年以前までの私は、節分というと毎年、壬生寺で炮烙(ほうらく)の奉納と御本殿参拝だけでした。

四方参りを知ったのは、ここ1・2年ー。
節分といえど京都は、さまざまな神社やお寺さんで、それぞれ違う節分会なので、いろいろな節分会に参加するのも楽しみ方の一つかも?

話が逸れましたね(^_^;)
四方参りはお参りする順がありまして。
四社を時計回りにお参りします。

理由は、邪気の流れる方向が関係しているそう。

邪気(鬼)はまず北東から現れ、この鬼を追って京都の鬼門を北東から南東、裏鬼門の南西・北西とひとまわりし、最後に北西である北野天満宮では、鬼を追わずに、末社「福部社」の中へ鬼を封じる(閉じ込める)。
なので、北野天満宮では、「鬼はそと」を言わないんですって!

昨年描きた記事のリライトなので、写真は昨年のものです。
お許しを(^^;;

四方参り、最初の一社めは北東・表鬼門である「吉田神社」。

吉田神社・2023.2.9撮影

写真のご本殿へ向かう階段は、右と左では、造られた時代が違ったりするお話もあるのですが、詳しいお話は、次の機会に(汗)

こちらの鳥居は、京大正門前から向かう参道、本殿へとつながる入り口。
他にも参道はありますが、私はいつもこの参道から本殿へ向かいます。

本殿でお参りをし、大元宮もお参りします。

吉田神社・大元宮 2022撮影


写真の大元宮の本殿を近くでお参りできるのは、毎月一日と節分の期間だけなので、大元宮の本殿を参りたい方はご注意を。

次は南東に位置する「八坂神社(祇園社)」。

八坂神社・2022撮影

八坂神社といえば、疫病防除の神様ともいわれている「スサノオノミコト」様が祀られている神社。境内には疫神社をはじめ、さまざまな神様がいらっしゃいます。
四方参りでは、ご本殿をお参り。

そして、南西の裏鬼門「壬生寺」。

壬生寺

壬生寺の節分は、吉田神社と並ぶ人気で、炮烙に数え年と性別・願掛けを書いて奉納するのが壬生寺の節分。この時期と春しか観れない壬生狂言の鑑賞も♪
ちなみに炮烙割は、春の壬生狂言。

新撰組ゆかりの地としての有名ですよね♪
こちらでも四方参りということで、ご本尊の御朱印をいただいて、北野天満宮へ向かいます。

そして、四方参りの最後の地「北野天満宮」へ。
北野天満宮は、学業成就で有名。受験生が願掛けした絵馬がたくさん奉納されています。
御祭神は、菅原道真公を祀る神社。

北野天満宮・鳥居

三光門をはじめ、花手水や梅苑・御土居など見所がたくさんある神社。

今の季節は、「ロウバイの花」も生けられていました。

刀剣ゆかりの地でもあり、宝物殿では宝剣などが展示されています。
その中には、太刀・鬼切丸(髭切)も。

こちらもご本殿へお参りを。

今年、私は節分の期間に四方参り行きます!

今年の四方参りのお話は、また次回♪

最後までお付き合いいただき、読んでいただき、ありがとうございます!

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