見出し画像

はじめてのインボイス制度導入下での確定申告をe-taxでしました。

ぼく(うちの事務所)は昨年度までは、免税事業者でしたので消費税の申告はしていませんでした。

「適格請求書発行事業者」になったことで、今年から初めて消費税の申告をしました。

家賃等の固定費、光熱費等の経費はそれなりに今まで通り発生していますが、この10年でICTがどんどん進み遠隔での作業や打ち合わせができるようになりましたので、消耗品等の経費や交通費までだいぶ減りました。

そのせいで恐らくクライアントからお預りした消費税の方が、支払った消費税の方がだいぶ増加しているはずでした。

その差額を「儲けもん」と思っていましたが、一方心のうちではそんな霞を食うようなことをしていていいの?とも思っていたのも事実です。

この「インボイス制度」が始まるからと言って、消費税分減額して振込をしてくるような悪徳お取引先さまはいないので、免税事業者のままでいるのもよかったのです。

しかしながら、ただでさえ忙しい取引先さまに過大な事務負担をかけるのは申し訳ないので、税理士先生のご指示通り税務署には2023年2月21日には申告し3月9日付で「適格請求書発行事業者」の登録通知書をもらいました。

かなり早く登録したのですが、それによって覚悟が出来て早めに準備ができるし、そもそものこの制度を知って実務的に動けるようにしておこうと思ったからです。

さて、10月になって帳簿付けのところになって適格請求書を発行してくれるところしてくれないところと色々あって、のんびりしているところもあるなーと思いましたが、11月にもなると9割方の備品業者等の取引先が適格請求書を発行してくれるようになりました。

昨年までは免税事業者だったということで、消費税については頓着しなかったのですが、今回からしっかり消費税を見ていく事で「軽減税率」と言うを分けていくのがめんどくさい。

個人的には、事務が煩雑になるので「軽減税率」は無くして欲しいと思いました。

それ以外は、確定申告申告書を作成するのはさほど難しくなくスムーズに行ったかなと思っています。

やはり、預かった消費税がかなり超過していたので、消費税をおとなしく納税する事になりました。

さて、e-taxで消費税申告が所得税申告と別建てで申告しないといけないので消費税申告を忘れてしまいそうになりました。

「消費税申告やりましょう」等とアラートも何も出て来ないのが、痒いところに気が回らない役所システムだなーと感じます。

それか、所得税と一緒に申告できるとかね。

きっと忘れる人いるよ。

最後に、カード決済は便利。
決済手数料は約0.83%。普段Squareでの決済で3%以上決済手数料を支払うことに比べるとかなりやすい。

税金を納めるなんて早く手離れさせたいから現金で納めてもよかったけど、ポイントが1%つくことを考えるとインセンティブを感じ、カード決済にました。

そうして、間違いがなければ1月中に無事うちの昨年分の確定申告が終了しました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?