もしも命が描けたら~Twitter・兵庫公演編
東京公演から約2週間。
いざ、兵庫公演へ出発!
本当は大阪や西宮という都会にいる時間を短くするために、ギリギリ間に合うくらいの電車で行こうと思っていたのだけど。
関西方面に向かう場合、こちらから必ず通る琵琶湖周辺は、風に弱いのですよね…。その場合、電車が迂回する→間に合わないという可能性も高くて。
出発時間をどうするか、ものすごく迷いました。
結局、お天気もあまりよくない予報だったため、万が一でも間に合わない!という事にならないよう、万全を期して早めにつく特急で、まずは大阪へ。
幸い電車の遅延もなく、お天気にも恵まれて、予定通り無事に大阪に着いたので、開店直後のガラガラのカフェで早めの昼食をとって、兵庫へ。
いや~、思うんですけどね、大阪の人すごくないですかね?
もう阪神だの阪急だのといろいろ電車があり、どこで何をどう乗ればどこにつくのかイナカモノのそらいろには全く分からない!
というか、大阪と梅田は違うんですよね?つながってるんですか?何がどうなってるの~!?
ホント、早い電車にしておいて心から良かった。
最後は改札の人に聞いて聞いて聞きまくって、ようやく西宮にいく特急にダッシュで乗り込みました。
間に合うかどうか心配だったけど、どうやら向かいの席に座っていた人たちも目的地は一緒だったらしくめちゃくちゃ座長の話をしてて、私はもう耳がダンボでしたw
なんとか無事、西宮につくと、そこは懐かしい景色が。
ああ…2年前(チャイメリカの時)も、ワクワクしながらここに降り立ったなぁ。
駅から出てデッキに沿って歩くと、そこにはすぐ兵庫県立文化センターの入り口が。
今回はグッズを買う予定もないので、焦ることなくゆったりと入場。
実は今回の座席は、前から2列目。
1列目は感染対策のため空席なので、実質の1列目。
こんなところが開始早々空いてたりしたら、キャストの人のモチベーションに関わりすぎる…だから絶対に遅れたくはなかったのだけど。
そして、電車に乗ってる時も、大して緊張なんてしなかったのに。
いざ開演時間が近づくと、なんかもうドキドキを通り越して、緊張感で手足が冷たくなってきました…。
いや、座長は客席は絶対に観ない!だから大丈夫。
(というか、見られてもどうだというのだ)
しかしそう言い聞かせても、なんだかもう緊張で…。
だからもうね、その状況で開幕した時の気持ちは、言葉では言い表せません…。
座長のオーラがね…。
近くに来るシーンだともう、謎のオーラ(というか圧?エネルギー?)を感じてしまって。
こっち見るとか観ないとか全く関係なく、ただひたすら泣きそうな気持をこらえてました。
座長、ちゃんと舞台に立ってくれて良かった、元気になって良かったって事ばかり考えてたような気もするし。
ちなみに、一幕の終わりにジャンプするときに、フワッと揺れた髪がライトに透かされて茶色っぽく見えて、すごく綺麗だな…って見とれてたことを白状します…。
そして私にとって、東京公演との最大の違いは、2回目の時、ひとりになってからのカーテンコールの座長の姿でした。
あのいかにも舞台俳優っぽい、格好いいお辞儀ではなくて、なぜか普通にお辞儀してたんですよね。
おや?珍しいな?って思ったけど、口元見てたらずっと「ありがとうございました」って言ってて…。
それに気づいた瞬間、ホントにぶわ~っと涙が浮かんできました。(←ロビーに出てからもしばらく泣いてた怪しいヤツ)
こういうのはやはり、前列に座ってた人がお伝えする必要がある。
ということで書いたのがこちら。
それにしても関東と関西って、会場の雰囲気がこんなにも違うんだなぁと感じさせてもらった今回(前回は東京行けなかったので)。
どっちがいいとか悪いとかではなく、それぞれに県民性?が出ていて、興味深いなぁと思いました。
さて、兵庫2日目昼公演で座長を見て最初に思ったのが「月人、髪伸びたね…(汗)」って事でした。ちょっと長すぎんか、と。
でも途中から、そのちょっと長くてぼさぼさした感じ(メイクさん、ごめんなさい!)がむしろ芸術家らしいし、ちょっと子供っぽい感じもあっていいなぁ、って思って。
これはこれで相当アリだな!と思ってしまいました。
ちなみに次の豊橋公演ではちゃんとこざっぱりしてましたんで(日和くんのイベントがあったからかな)、兵庫公演での月人はある意味レアだと思われます。
ちなみに鈍い私は、ようやくこのあたりでストーリーを理解しまして。
それも含めて、今回しばらくロビーで泣くという怪しい行動をしてしまったんですよね…。
本当にいい話だ、大好きだと思いましたし、ちび月人の人生を見届けようとする茶目っ気のある月人がとにかく愛おしくて、彼の人生が今度こそ幸せなものになるように、と心から祈ってしまいました。
このあたりは、帰りの特急列車の中でひたすら打ちまくってます。
今回、とにかく移動時間が長かったんだけど、こうやっていろいろ思い出しながら感想をツイートしているの、とにかく楽しい!
作品についてじっくりと振り返り、自分の中の言葉を探すこういう時間が、私にとってはすごく大切なのだなぁと改めて感じていました。
兵庫県立芸術文化センター様。本当にお世話になっております。
オリンピックレベルでしか来られませんが、私にとって大好きな劇場の一つなので、これからもぜひよろしくお願いいたします。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?