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そらいろ
2022年11月19日 21:32
この作品、初回に観終わったときは正直「え😶?」という感じでした。いや、分かってはいたんです、決して派手じゃない作品だというのは。じりじりと焼けるような夏の日々を淡々と描いた作品というのは知っていたし。でも…想像以上に地味だなと💦初回、みんなに混じってスタンディングオベーションしつつ、彼のお芝居を生で観たというのに感銘を受けるレベルまで達してない自分に、衝撃を受けました…。今
2022年11月19日 17:31
はじまり降るような蝉時雨と、かすかに聴こえる潮の音。窓から差し込む赤茶けた光。茶の間と呼ぶにふさわしいテーブルと古びた扇風機。蝉の声が季節の移ろいを告げている。この作品は、潮の匂いがしてきそうな家屋で交わされる会話で進んでいく。「長崎は今日も雨だった」の歌が頭の中でリフレインする。子どもの頃、酔った父が同僚を家に連れてきて、こんなふうに歌っていたのを聞いたことがあるような気が