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えっ!?山梨にしこたまワインを試飲できる場所があるんですか!?


ああ、あるとも。

という訳でGWの休暇を利用して山梨県は勝沼ぶどう郷までやってきました。
電車がありえない程混んでて、それだけで疲労困憊になったのは内緒です。
連休パワーを舐めておりました…



今回の目的地はこちら「ぶどうの丘」でございます。
駅から10分~20分くらい坂道を歩くので気をつけましょう。
道順の看板が出ているので比較的迷わず行けますが、道中明らかに「人の家の畑じゃね?」みたいな道を突っ切ることも趣があって素敵ですね。

名前に「丘」と付いているだけあって、景観は最高。
噴水にはマスも泳いでおり、餌やりもできるみたいでした。


けれどソライヌの目的はマスの餌やりなんかじゃあない…


今回はワインの無限試飲をするためにやってきたんだ!!
一階の受付で試飲のための手続きと支払い(1800円)を済ませますと、こちらのタートヴァンをもらえます。
タートヴァンとは何ぞや?と思った方へ簡単にご説明させていただきますと、ワインソムリエ御用達の銀製の器だそうな。
器の中の凹凸でワインの濃淡を測ったりできるそうです。
要するにワイン専用の利き酒器ってところでしょうか。
もっと詳しいことを知りたい方はぜひ各々で検索してくれよな!(丸投げ)

タートヴァンを片手に地下の階段を下っていくとそこには……


広々とした地下ワインカーヴ(地下ワイン貯蔵庫)が待ち構えております。
ぶどうの丘では甲州市推奨の約130銘柄・総貯蔵数約2万本のワインを一堂に揃えたワインカーヴにて、タートヴァンを使って試飲できてしまうんです。

え…?なんやここは…?酒飲みの天国なのか…?

ちなみに地下のワインカーヴ内ではワイン以外の飲食は禁止です。
食べ物やおつまみは持参できないのでご注意を。
……そりゃあ食べ物なんか持ち込まれたら、座り込んで飲み会開いちゃう人とかも出てしまいますからね……
他の人の迷惑にならないように、ルールやマナーを守って楽しく試飲しましょう。

御託はいい。さっそく始めようではないか!!
葡萄酒たちの宴を!!

ワインは赤・白両方とも飲み放題。
それぞれエリアが分かれてるので、お好きな味から試飲しましょう。
樽のうえにズラッと並べられたワインボトルが輝いて見えますね。

気になった銘柄をタートヴァンに適量注ぎ…飲む!!

……美味しい!!
ぶっちゃけサイゼリヤのワインで満足できるレベルのバカ舌ではあるけれど、ちゃんとワインの味がして美味しい(語彙力)

これが奥に行ってもまだまだあるからね。

ちなみにワインだけでなく果実酒なんかも試飲できます。
ゴリゴリの甘党には大歓喜案件ですね。
ぶっちゃけワインよりもこの辺のリキュールがめちゃ美味だったことは、口が裂けても言えないよね。

それから美味しかったお酒は販売しているので、横に並べられている棚から購入することも可能です。
自分は試飲しながら一人で値段当てごっこしたりしてました。寂しいね。

とにかく飲んで…!

飲んで…!

飲みまくるっっ…!!


そうして地下のワインカーブを一周したころには、へべれけなソライヌが完成しました。
そりゃあまぁ、試飲が一口程度とはいえど…100近くの銘柄のひたすら飲んでりゃあ酔いもします。
案外食べ物がない状態でお酒だけをひたすらに飲む行為っていうのは、アルコールが体内に回るのが早くなるような気がしますしね。

無理のしすぎはよくないので、満足したらそそくさと退場。

しかしながら、やっぱりお腹が空いてくる。
ので…腹ごしらえといきましょうか。


ワインカーヴのある同じ施設に併設されている「展望ワインレストラン」でランチと洒落込みましょう。
時間帯のせいもあるでしょうけど、ほとんどが家族連れやカップルぽい団体客ばっかりで、ぼっちの自分は若干肩身狭かったのは内緒だぞ。

それなりに格式の高めなレストランなので、ランチといえど料金はやや高めです。
一応観光地でもあるからね。仕方ないね。

本日のフィッシュランチ

今回注文したのは「フィッシュランチ」(2310円)
日ごとに変わる鮮魚のポワレを五種類のナッツソースと共に味わうことができます。
この日はサーモンだったかな。
あとはランチを注文した方にはスープとパン(ライスも選べるよ)が付いてきます。

ポワレ、めちゃ美味でしたねぇ。
カリカリに焼かれた皮目部分とフワッフワの身の部分。
これを芳醇な旨味が詰まったソースと一緒に口の中に運んで…パンを一口。
ソースの上に飾られたピンクペッパーがいいアクセントになってて最高の味わいを演出してました。
あとねぇ、付け合わせのキッシュ?みたいなものも美味でしたなぁ。

それから食後にはコーヒーか紅茶もいただけます。
(自分はアレルギーの関係で断ってしまいましたが…)

絶景かな。絶景かな。

展望レストランというお名前なだけあって、景色はかなり絶景です。
これ目当てに来る人も居たりしてね。

サクッとランチを済ませてお会計。
お腹も膨れてちょうどいい気分。

よし…それじゃあそろそろ…

試飲再開すっか!!!!
説明しよう、地下のワインカーブの試飲はタートヴァンを購入した一日は入場し放題。
実質その日は無限入場をキメることも可能なのだ。
(なお毎日タートヴァンに付属している紐の色が変わるので、タートヴァン買ったから別日も入場したろグヘヘ…みたいな悪事は出来ないぞ。ていうか迷惑行為だから絶対やるなよ。)

そして再度っっ…!ワインを飲むっっ…!

これ美味しかった

飲んで…!!

飲んで…!!

これも甘くて好みだった

日頃の鬱憤を晴らすかの如く飲み干すっっっ…!!


ガチの酔っ払い状態の時に描いたやつ。
絵心に関しては察してね。


んで、再度へべれけイヌが爆誕するってわけだわ。
この時結構ベロベロだった記憶がある。
そりゃあワインカーヴのお酒全部飲んで、さらに2周もしたもん。アホやね。

酔い覚ましに外をフラフラと探索がてらお散歩したりなんかします。

実はぶどうの丘の施設内には温泉施設もあるんですよね。


流石にベロベロ&グデングデンの酔っ払い状態でお風呂入るのは怖かったので、残念ながら断念しちゃいましたが。
こちらも絶景が拝めるそうなので、また別の機会に期待ですねぇ。
ホテルも併設されているので、泊まりで行くのも楽しいかも。

なんか恋人の聖地もあったりしました。
ぼっちだけどとりあえず鐘鳴らしたぞ。

仕事とかこれからの事とか考えちゃう。

至る所にベンチがあって、景色を眺めながら一休みすることができます。
酔いを醒ましながら黄昏たりしましょう。
酔っ払いすぎて仕事の事とかこれからのことを考えて感傷的になったりしました。

割と弾丸で出かけた日帰り旅でしたが、なんやかんや満喫することができました。
みなさんも機会があれば、ぜひ行ってみてはいかがでしょう。
そうそう、一点だけ注意点を挙げるとするならば。
電車で向かわれる方へ。最寄駅である勝沼ぶどう郷、帰りの電車(東京方面)は1時間に一本レベルでしか運行してないので、お気をつけて。

それでは、また。


ちなみにこの日。ソライヌは帰路に着いた後BARに行ってさらにお酒を飲みましたとさ。
幸い二日酔いにはならなかったよ。よかったね。

〜おしまい〜




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