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2023年を振り返って

 今日は12月31日大みそかです。
 2023年を振り返ってカウンセリングマインド、コミュニケーションに関して心を動かされた出来事や言葉を整理します。
①グリーフケア(三回忌)
②新しい出会いと学び(武蔵野大学)
③Well-being、アサーション

グリーフケア(三回忌)

 今年の夏に亡き妻の三回忌法要を行いました。年忌法要は亡くなった人の冥福を祈るために行う仏教の儀式と言われていますが、残された親族にとっても気持ちの整理ができる機会になっているように感じます。
 8月27日に投稿した記事「グリーフケア(この2年間の心と身体の変化)」に気持ちの変化について書きました。今年になって、気持ちが落ち着いたせいか、色々なことに興味が出てきて、活動的に行動する機会が増えました。まだ、今後の生活や夢を真剣に考える気持ちにはなれませんが、今は目の前の興味ある事にチャレンジしたいと思っています。
 私のnoteの中でもグリーフケアに関する記事は、他の記事よりも共感していただく方が多いようで、グリーフを感じている人、葛藤している人が大勢いること改めて認識しました。今後もグリーフケアの話題で記事を書いていきたいと思います。

新しい出会いと学び(武蔵野大学)

 2023年4月からソーシャルワークを学ぶために、武蔵野大学通信教育部人間科学科人間科学科の3年生に編入学しました。通信制なので日常は独りでテキストとエクササイズに取り組むのですが、春から夏にかけてスクーリングがあり、同じ志を持つ仲間と交流することができました。
 自分にとっては、職場でもなく、友人でもなく、地域でもない、ソーシャルワークを学ぶために出会った仲間との交流が新鮮で、何でも話せる雰囲気が不思議な感じでした。コミュニケーションの大切さを改めて感じることができました。スクーリングでは、相談援助の専門職に求められる自己覚知、コミュニケーションスキル、支援プロセスについて、グループワークを中心に学ぶことができ、コミュニケーションを通した学びは楽しい時間となりました。また、ソーシャルワークに必要なコミュニケーションスキルは、カウンセリング技術と共通するところが多く、充実した学びとなりました。
 武蔵野大学では、仏教、心理学も学ぶことができるので、これからも暫く学びを続けたいと思っています。

Well-being

 「Well-being(ウェルビーイング)」とは、人々の持続的な健康、幸福、満足と言った概念ですが、定まった訳が無いため、日本でもウェルビーイングと言う言葉が使われています。
 今年、初めてWell-beingという言葉を知り、とても素敵な言葉だと感じました。モノにこだわった価値観から心の豊かさへと価値観が変化しているように感じます。そして、心の豊かさは良い人間関係、良いコミュニケーションがあることだと思います。
 私が生活する熊谷市でもウェルビーイングについての取り組みが始まっています。田園都市国家構想の一環のようですが、私には理解が難しいので、以下にリンクを貼っておきます。

 ウェルビーイングについてはこれからも深く考えてみたいと思っています。

アサーション

 英語のassertion(アサーション)は主張、断言といった意味ですが、コミュニケーションでは、相手の気持ちや意見を尊重しながら、自分の気持ちや意見を伝えるコミュニケーションの考え方です。
 私自身は、会話の際に自分の気持ちを十分表現できずに、遠慮してしまう場合がありましたが、”アサーション”を知り、日常の中で少しでも実践するように心がけています。”アサーション”では、自分の考え、感情、気持ちに正直であることが求められ、これが自己理解、自己肯定感の向上にも繋がっているように感じています。

2023年を振り返って


 私にとっては、気持ちが前向きになり、新しい出会い、日常の出会い、旧友との会話のなかで、コミュニケーションの楽しさを実感した年だったように感じています。


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