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雪国の暮らし。障がい者の私と雪の日々。

12月にはいり、ついに雪が降ってきた。

まぁ、青森なのだから雪が降るのは当たり前なのだけれども今年は11月、ほんの一瞬降って、すぐ消えてしまったので今のところ、今年は楽なほうだ。

それでもやはり出来るだけ雪は降ってほしくない。

独身時代に郷里に居た頃、実家近くは冬に雪が降る日もあった。

しかし就職をした、市内中心部ではめったに雪など降らなかった。

その為に私は雪の降らない暮らしがしみ込んでいて、青森の降雪量におどろいた。

青森暮らし20年以上たったが、雪は嫌いである。嫌い理由は、

★寒い。

★冷たい。

★杖が使えない。

★自由に歩けない。

と、数え上げたら様々だ。

私は積もった雪の片付けは出来ないのでやらないが、青森在住の方は雪片付けが苦痛でたまらない。

毎日、朝、昼、晩、と家前に積もった雪を片付けないと車も出せないのだ。

大きな道路に出れば、除雪車が雪をどかしてくれるから、車は走れる。

歩道も雪が積もって狭くなる。

結婚した当初は、雪国に負けないぞ。と気持ちだけはいっぱしだった。

雪が降り積もる歩道を杖の先にピックを付けて杖歩行したものだ。

(杖の先にスキーのストックの様にとがった物。手動で取り付け、外し可能な雪国で杖を使う人のための道具をピックという。)

今はビックをつけていない。

ピックを付けない理由

★取り付け、取り外しの操作が面倒。指が痛い。

★ビックの重さが杖に加わる為、両杖でかなりの重量となり、肩と腕が疲労してしまう。

★ビックは太い針のようなもの。その為、人に当たると凶器になり、怪我の原因となる。(他人だけではない、誤って自分の指を傷つける可能性ある。)

今は雪が降ったら外出は車で。外を歩く時は、誰かに脇を支えてもらう。

(旦那様Or息子がほとんど支えてくれる。)後は私の転ばない気合だ!!

この方式が一番楽だ。

雪なんて降らなきゃいいと心底思う。

出来る事ならば雪のない土地に移住したいものである。

旦那様が定年になったら、二人で過ごす余生は是非そうしたいものである。

雪国で暮らす障がい者の方はどうしているのだろうか❔

私以外にも沢山いらっしゃるはずだ。

皆さん苦労されていらっしゃると思う。

障がい者の方だけではない。健常者の方も苦労されている。

雪国の方は大変粘り強く頑張り屋さんだと思う。

もともと雪国育ちでない私はどうもそんなに踏ん張れない。

楽な暮らしを望んでしまう。

雪国の方の、粘り強さは尊敬してしまう。

どこか人間に芯が通っている様に思えてならない。

ぼくとつで、優しい人柄は、旦那様そのものである。

雪国の暮らしシリーズは書きたい事が他にもあるので

もう少し続く。次回の記事も雪国の暮らしについて書く。

今年も春まで乗り切りましょう。


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