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一番星と鳥


雲ひとつない晴天の日

早くなった夕方の散歩道

寒さがキレキレで、真冬はいったいどうなることやらと想う。

寒さを振り払うために、自然と早歩きに。

気持ちもリフレッシュしたい。

空を見ると、一番星が。


めっちゃきれいに光ってた。

きれいだなあと思いつつ

こんなんで満足するものか

なんてひねくれ心があるのも感じつつ。

そしたらその手前を、鳥が二羽、左の方へゆっくりと飛んでいった。

空の高いところ

雲ひとつない空

遠くへ消えていく

二人(二羽)は、いったいどんな暮らしをしているんだろうと思った。

どこへ帰るんだろう。

どんな家だろう。


自然という営みの、一部の私たち。

鳥も、人間も。

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