新年の想いを込めて
12月12日は、くりはらツーリズムネットワークさんをお招きして、しめ飾りワークショップを開催しました!
部屋の真ん中に、とってもきれいな緑色の藁が並びます。
毎年、くりはらツーリズムネットワークさんがこのしめ飾り用に作っていらっしゃるそうです。
まずは、「綯う(なう)」練習から。
「綯う」とは、「藁に”より”をかけて編み込むことをいいます。
右利きの場合は右手を上にして手のひらを重ね、右手を手前に引くように、左手は奥に押すようにして、手のひらをずらしていきます。
そうすると、藁によりがかかるので、それを編み込んでいきます。
しめ飾りの講師大場さんは、とっても簡単そうにすすすっとやってみせてくださったのですが…。
見るのとやるのとでは大違いとはまさにこのこと!
しかし少しずつコツがわかると、とっても楽しい。
そして、自分の手のひらでうまく綯うことができると、とっても嬉しい。
本番のしめ飾り用の藁ではさらに量が増えるので難しくなるのですが、一つ一つ確認しながらゆっくりと丁寧にやっていくと、少しずつ形ができていきました。
大人たち、真剣に説明を聞いております。
一つの輪の形や、二重に輪を作る形、稲穂のついたものや付いていないものなど、いろいろな形のものがあり、みなさんお好みの形でしめ飾りを作っていました。
(今回あまり写真がなくてごめんなさい)
最後に、紙垂(しで)と竹串をいただいて、最後の仕上げはお家で仕上げることになりました。
しめ飾りの真ん中につける橙(だいだい)は、「代々」と音が通じるため代々繁栄を意味します。
また柑橘の「きつ」は「吉」と似ているので、柑橘類のものを飾るのもよいそうです。
その他には「南天」は難を転じる魔除け、
松は常緑樹で1年を通して緑を絶やさないので「永遠の命」の象徴などだそうで、新年に向けて、人々の思いがたくさん込められたものなんだなと改めて思いました。
最後にみなさんから感想をいただきました。
「この細さでも難しかったので、もっと大きなものだと本当に大変なんだと思いました。」
「教えていただきながら、自分で編めてよかったです。」
「去年は思うようにできなかったけど今回は大満足!!」
「手作りのしめ飾りを飾れるように、大掃除を頑張りたいです」
「手作りをすることで、もっと身の回りのものを大切にしたいなと思いました。」
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
お正月が待ち遠しいですね。
そうそう。子どもたちは、一緒にお話を聞いたり藁を触ってみたり。
最後の方は部屋の後ろで、みんなでワイワイ楽しそうに遊んでいました。
みんな、待っててくれてありがとう😊
今回、教えていただきましたくりはらツーリズムネットワークさんでは、12月下旬にもしめ飾り作りを行うそうです。
ご興味ある方はぜひ🌾
空っこひろば ここラジオもぜひ📻
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?