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ほんとうの幸せは

何処にしまったのかなぁ、と時々思い出しては?だった本が発見された。くり返し読んで、10年くらい前に頼まれて渋谷で小さなワークショップを開いた際に副読本にも使ったくらい好きで、表紙がシワシワの「人生で大切な『気づき』の法則」by Joe Vitale…、カバーデザインが↑の夜空に似ている。
著書もすでにこの頃には引き寄せ視覚化は小学一年生レベルと説明していて、別にヒューレン博士と共著の「ハワイの秘法」などもある。
わたしは、この頃、まだ、岡潔先生には巡り合っていなかったが、葉室頼昭宮司の本で、いくら考えてもわからず、あきらめて北海道から帰ろうと汽車のステップに足を掛けた途端に答えがきた!というエピソードを読んで、へぇ、そんな先生がいたのか、と記憶には刻まれていた。

見つかった本を開くと、ワークショップの進行に沿って複数頁に付箋とメモが挟んだままで、その順番で読んでみると、ヘンじゃなくて良かった(^O^)しかも、基本、しゃべってることは今と変わらないのね、と。顕在意識→潜在意識⇒もっと奥の無意識⇒最奥の「無」と便宜上いっている「静」の場、はじめなきはじめ終わりなき永遠の、現象を映すスクリーンのそのまた後ろの背景、この全体像を知らなくては、途中でストップしたままで終わりますよ、と。わたしは当時から左脳が使えないスピのヒトが苦手なので、一緒にされたくないなぁ、と思っていたが、差別化できるようになったのは、まさしく岡潔先生と出会ったことによる。わたしが愛読する本の傾向として、医者→随筆家、医者→宗教家、物理学者→量子医学生物学、数学者→教育者のような理論的思考を通して見えない方面を追求した方々が圧倒的に多い。長年、劣等感と低い自己肯定感を払拭できない人生だったから、勉強できるひとの見方が参考になるはずと考えていたのだ。そして、岡潔先生の「真情と情緒」に巡り合って、自分の左脳の数学×のグリアとシナプスのネットワークが言語野にまわっていた、省エネだったわけか、と。今は、仕事で、いくらか量子に触れているので、左右のアクセスが⇔良くなったというのもある。つまり、人生の流れに沿って、それぞれ必要充分条件が満たされてきたらしい。マシになったのを確認できたのは幸せ、稚拙ながら求め続けたのはでかした!と思う。

そう、それで、何でそんなテーマを語るのかといえば、どうやれば幸せでいられるのか、究極には、と考えてみるのがいいと提案しているわけで、べき、というほどではないが、おそらく、そうする方がベターというくらいの。なるのではなくていつもそうあるには。それには、考える葦という時の自意識(自我)+潜在意識をどう扱うかでは足りなくて、もっとずっと根源的なことを問わなくてはいけませんね、と。資本主義はほんとうは隠れ社会主義で、目先の幸せや枝葉末節、しかも良いことのみを求めていたら、ほんとうの幸せなんて知らないで、また、はじめからやり直しですよ、と。

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