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2020.08.17

ポステン、とんQ、真夏の体育館、カバ。

この本面白かった。(新品の価格がエラいことになっているけど、600円くらいで購入できるはずです…)

日本独特のアニミズム的な価値観から捉えられた工業デザイン(ID)の歴史や哲学、すでに存在するプロダクトのID目線での解説、そしてこれから求められる工業デザインの視点などについて書かれている。有形無形、職種問わずものづくりに関わっている人なら、きっとワクワクして読み進められると思う。

道具とは、世界と人類とをつなぐ媒介なのだということを、まざまざと感じた。相変わらず自分は視点がとても狭いな…。

プロダクトのコンセプトは自然に立ち返って見つかるものも多いのだという。車を30分も走らせれば山の麓にたどり着ける場所での生活は、案外適しているのかもしれない。



即興度の高いもの、編集度の高いもの。わたしは後者ばかり摂取しているタイプのようだ。同じ音声コンテンツでも、台本をあえて用意しないライブ感のある作品と、すべての演出が練り上げられた作品とは、全然別物だ。楽しみシーンも、楽しむために必要な環境もぜんぜん異なるのだと思う。

もっといろんなコンテンツを知りたいし、楽しみたいし、作りたい。世の中って面白いなあ、すごいなあ。


読んでくださいましてありがとうございます〜