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Web飲み会に「顔出しなし」で参加する方法

SNS仲間などで、「Web飲み会やってみよう!」と盛り上がった場合に、メンバーのなかには「飲み会には興味あるけど顔出しはしたくない」といった声があがることもあるのではないかと思います。

もちろん、Web飲み会の場合「音声のみで参加」というオプションを使って参加するというやり方もあるわけですが、Web飲み会の場合、仕事のWeb会議以上に「お互いに顔を見て話す」という要素が大きくなるので、音声のみで参加するとかなり存在感が薄くなり、ちょっと疎外されたような感じになってしまうかもしれません。

そこで提案したいのが「バーチャルアバターで参加する」というアイデアです。
バーチャルアバターというのは、最近はやりのVtuber(バーチャル・ユーチューバー)でも活用されている手法で、Webカメラで映した顔をフェイストラッキングして、2Dや3Dのバーチャルキャラをリアルタイムで連動させて動かすというものです。

具体例として、有名なWindows用アプリ「FaceRig」を使ったやり方をごく簡単にご紹介しておきます。
FaceRigにWebカメラの映像を入力し、バーチャルアバターが連動して動かせるようになったら、「ブロードキャスト配信」のオプションをオンにします。すると、FaceRigの映像が「FaceRig Virtual Camera」という仮想カメラに出力されるようになるので、zoomを立ち上げ、カメラとしてこれを選択すればOKです。

実際にバーチャルアバターでWeb飲み会に参加してみると、リアルカメラで参加するのに比べると少しぎこちなさを感じますが、音声のみで参加するよりははるかに「飲み会に一緒に参加してる感」が出ます。また、ずらりと並ぶWebカメラ映像の中にバーチャルキャラが混じっている「未来感」も感じますね。

なお、映像をバーチャルキャラに置き換えても声はそのままなので、おっさんが少女キャラを使うと声だけおっさんになります(笑)。
さらにVtuber路線?を突き進むのなら、声もボイスチェンジャーで変換する(考え方は同じで、変換後の音声を仮想マイクに出力できるようにして、zoomのマイクとして選択する)ということが考えられますが、少し試してみた範囲では、人間っぽい声にならない・音質が悪い・遅延があるなど多くの問題があり、なかなか難しそうだと感じました。

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