見出し画像

20221031 復職メモ 目の前の課題に対して、理論があるならそれを使った方が・・・

ここのところ、仕事は職場全体で課題が山積状態になっている。
管理職も、あっちゃこっちゃ動き回って、収拾をつけようとしている。
担当者もどうして良いかわからない状態で、
「とにかく今を乗り切ろう」
と、気合いで乗り切ろうとしている。

しかし、気合いで乗り切ることが出来るのなら、課題がここまで山積みになることはない。
自分の仕事の業界は、何だかんだと理論があって、それを勉強するしんどさはあるが、知識を獲得して取り組んだ方が楽なのだ。
しかし、人は経験した事は出来るけれど、これまでの経験とは違う方法をなかなか受け入れられない。
ましてや、本に書かれているようなことは、受け入れられないのかもしれない。

そこで、こんな愚痴をとあるSNSで書いた。

本を読んで勉強して、実践に向けて取り組むのって、ハードルが高いのかなぁ?

そうすると、ここ10年近く勉強させていただいている方から、こんなコメントがあった。

高いと思いますよ。それができるのは2.5%のイノベーター

そんなものなの?と驚いた。
自分は、自分の経験や思い込みだけで、大きな失敗を過去に何度かしてきた。
大きな迷惑もかけてしまった。
似たようなことを繰り返し、そして当時の職場もまた、課題が山積していた。
ある時、たまたまお話を聞くことになった講師の方に、そうした職場のことを伝えて、恥を忍んで質問した。
そうすると、ストレートにこんな言葉が返ってきた。

「本を読んで勉強して、それを本気でやってみようと思えば、すぐに改善することが出来ますよ。逆に、それに気付いていないというのは、あえて言わせてもらうならば、その職場はかなり残念な人の集団と言うことになります。」

その言葉を聞いてから、奮起して理論と言われる専門書を読んで勉強するようになった。
職場で本を回し読みして、そこから職場全体で課題を洗い出し、どこから手をつければ良いかの方向性を決めて、全体で取り組んだ。
そうすると、あら不思議。
あれだけ困っていたことが、スーッと解決して落ち着いていく。
職場全体の残業も減る。
とても風通しの良い状態になった。

残念ながら、今の職場にこうした文化はなかなか受け入れられない状態になっている。
提案しても、本を回し読みしてみようと言っても、スルー。
ああ、こういう状況だから良くならないのだなぁというのが、本当によくわかる。

長い目で見て、今ここで理論を学び、理論に則って取り組んでみる事の方が、後々の様々なことにつながっていくものはたくさん得ることが出来るのは目に見えている。
こうした視野に立てるかどうか、仕事をする上ではとても大切な事のように思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?