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20210818 オールドデジタルカメラ遊び・・・Canon EOS kiss X5を買ってすぐに持ち出したのは

これまでデジカメで撮影したものを見返している。
デジカメで撮影したものは、基本的に全部Macに取り込んでいる。
Macを使い始めたのは2004年。
その頃は、「iPhoto」というアプリだったが、そこから「写真」アプリへと進化し、そちらへとデータも移行した。
なので、基本的にこのアプリに任せっきりではある。

このアプリの便利なところは、スマートアルバムという機能。
条件を設定しておけば、勝手にフォルダの分類をしてくれる。
自分の場合は、撮影年とカメラの機種でスマートアルバムを設定している。

昨日は、CanonPowerShot S70を振り返っていたのだが、今日はEOS Kiss X5を見ていた。

買ってすぐに家人を写したショットが数枚有るのだが、そのショットのあとは日帰りで出かけた先のもの。
サントリーの山崎蒸留所だった。

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2011年のこと。
もう10年前になる。
阪急大山崎駅を降りると、サントリーの看板があちこちに。
この頃はまだ、ウイスキーブームになる前だったので、気軽に蒸留所見学に行くことが出来た。
コロナ騒ぎの今はわからないが、騒ぎになる直前などはインターネットで申し込みをしようとしても全然空きがない状態だった。
朝ドラでのブームや世界中からの来訪者も増えていたようで、のんびりと見ることが出来たのはこの頃ぐらいまでだったかもしれない。

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駅を降りて、すぐに蒸留所に向かわずに、駅前の喫茶店に立ち寄っている。
そこで、アイスコーヒーを飲んだのだけれど、それを撮影している。
レンズは、WズームキットレンズのCanon EF-S 18-55mm f/3.5-5.6 IS II。
それまで、デジタル一眼レフを持っていなかったので、たったこれだけの一コマではあるのだけど、「まさかこんなに写るなんて」という印象を持った。

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当日は、少し曇り空。
JRの踏切を渡ると、そこはもう蒸留所の入り口になる。

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古くなったポットスチルはオブジェとして工場の外に飾られている。

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現役のポットスチルは、色々な形があって、見ているだけでも面白い。
蒸留している最中と言うこともあり、熱はかなりのものだった。
室内でストロボなしで撮影しているのだけれど、まだホワイトバランスの調整の仕方もわかっていなかった状態で撮影しているので、若干明かりの色に引っ張られている感じがある。

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樽の保存されているゾーンは、ウィスキー原酒の香りが充満していて、とても心地良い。
これもストロボなし。
データを見ると、ISOは3200。
シャッタースピードは1/13で撮影されている。
あまりブレずに撮ることができていて、手ぶれ補正機能の威力をものすごく感じた。

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工場見学のあとは、試飲。
この日は有料のテイスティング講座だったので、4種のウイスキーをいただいた。
どれもがとてもおいしかった印象が残っている。
そして、こうした写真を撮っても、それなりの雰囲気のあるものが撮れることに驚いた。
「やっぱり一眼レフって良いなぁ」
って思ったのを覚えている。

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すべてのコースが終わったら、夕暮れ時を迎えていた。

カメラを持ち出して、どんなところに行ったのか、そのときどんなことを感じたり思ったりしたのか、画像を見直すと記憶が思い起こされる。
ましてや、新しく手に入れ立てでのショットということもあり、余計に記憶が強いのだろう。

このお出かけでこのカメラを持ち出して以降は、9割は仕事の記録でしかEOS Kiss X5は使っていない。
それだけ、頼りになるカメラという実感を、このときに抱いたのは間違いない。
実際、今でも(とは言いつつ現実には休職中なのだけど)大切な仕事の記録はこのカメラを持ち出すのだから。
それまでは、コンパクトデジカメとEOS55というAF一眼レフの中級機を使っていた。
しかし、仕事で扱うカメラが完全にデジタルだけになったのは、EOS Kiss X5を手にしてから。
初心者向けデジタル一眼レフと侮るなかれ。
自分が扱う程度の範囲ならば、ホントに十分な性能を持っている。

現行機種の新しいカメラを買って、このカメラ以上の何かを撮ることができるだけのパフォーマンスがあるのだろうか?
自分の使い方の範囲では、パフォーマンスの向上というものを実感できるところはないのかもしれない。
ならば、このカメラをとことん使うことを選ぶことになりそう。

そんなことを写真アプリの画像を見ながら考えた。

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