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カラオケが好きな私の偏愛ヒストリー

人々にはそれぞれ偏愛するものがある。
私のそれは「カラオケ」だ。

一人で歌うのも、大勢で盛り上がるのも、どんな形でも私にとってカラオケは好きを超えた偏愛であり、なくてはならない存在である。

根っからの音楽好きがベースにあり、カラオケ好きに派生している。推しのアーティストの話もしたいが、今回は「カラオケ」を軸に、結婚まで至った私の偏愛ヒストリーをつまんでいこう。

学生時代

暇があれば友人とカラオケに行くのは暗黙の了解。
カラオケ店ビッ〇エコ〇の学割にあやかっていた。

友情ソングを歌って「私たちみたいだね」なんて熱い友情を再確認したり、彼氏と別れた時には、失恋ソングを熱唱して「こんなはずじゃなかったのに」なんて大泣きし合ったり。(今思うとかなり青春してた)

社会人

会社員になってもこの思考は変わらず、仕事で悩んだとき、夜、ひとりカラオケに足を運ぶ。
どこにもぶつけられない気持ちを、一人で熱唱することで発散していた。

仕事が終わってからの夜11時~朝5時まで、フリータイムで熱唱してたほどのカラオケ好き。歌の上手さなど気にしない、心の叫びで歌うのが最高だった。

しかし、数年前に世界を席巻したコロナウイルスが、私のカラオケライフに一石を投じた。

外出自粛が求められる中、カラオケに行けない状況。
でも、発散したい、、、。苦しい、、、。
(どれだけカラオケ行きたいんだよと思われた方、私も思います。でも、この気持ちは自分ではどうにもならないのです。禁断症状?的な。)

カラオケアプリを知る

私は、その代替としてカラオケアプリをダウンロードした。
このアプリをきっかけに、私は人生の新たな扉を開くこととなる。

カラオケアプリでは、全国の人と繋がれるマッチング機能がある。
繋がった人たちと、オンライン上で流れる音楽に合わせ、順番に歌って楽しむという不思議な空間だ。

このころ、アパートで一人暮らしの私。部屋で声を出していたらお隣さんへの騒音になってしまうのではないかと心配し、歌う時には車へ移動した。

3階の部屋から下まで降りる面倒よりも、歌いたいが勝つのだ。

歌うと喉が渇くから、タンブラーに飲み物を入れて車に持っていく。
まさに、車内がカラオケボックスと化していた。

カラオケ愛好者との出会い

アプリを通じて全国のカラオケ愛好者たちと繋がり、共に歌を楽しむ時間が楽しかった。
そこで知り合った仲間たちとは、自粛が緩和した頃にリアルでのオフ会を開催。

お互いの好きな曲をリアルタイムで共有し、気付けば気軽に遊ぶ仲に。その中で、特に意気投合したメンバーがいた。

この出会いは予想だにしなかった方向へと進展し、なんと2023年の夏、その意気投合した人と結婚することになったのだ。

結婚式では、もちろんカラオケがフィーチャーされ、夫と友人が歌う姿を見ながら感慨深い気持ちになった。

音楽が好き、カラオケが好き、歌うのが好き、歌で繋がる輪が好き、そこから、人生を共にするパートナーと出会った。

偏愛が生んだ奇跡だ。

最後に

今でも新曲にはアンテナをはり、カラオケでのストレス発散を最高のリフレッシュとしている。
体力的に2時間も歌えば疲れるようになったのは、ここだけの話。

私にとってカラオケは単なる趣味を超えた、人生の一つであり、心を解放する場でもある。

どんなに時代が変わろうとも、この偏愛は変わることなく、私の人生に彩りを加え続けてくれるだろう。

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
カラオケ好きな人、こっそり教えてください。

おわり。

Discord名:長尾そら
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