家庭料理について考えた
料理は楽しい。
ひとつの材料からたくさんの料理が生まれる。
和食、洋食、中華、といったジャンルを超えて、ときにはお菓子まで生み出すことができる。
老若男女とわず、最も世界各地で行われている「クリエイティブ」ではないだろうか?
私にとっての料理を考えた。
楽しいけれど作るだけでは物足りない。
もうひとつ必要なもの。
それは食べてくれる人たちだ。
手間暇かけて作った料理を笑顔で食べて
「おいしい」
「また食べたい」
「ありがとう」
と言ってくれたら。
幸せだと思う。
それをお互いにできるともっといい。
役割ではなくそのときの状況で自然に。
料理が”ある”こと
有賀薫さんのご主人が「料理は“ある”ことが大事なんだよ」とおっしゃったというお話を聞いて、素敵だなと思った。
転勤で一人暮らしをしたとき、実家では当たり前に“あった”母の手料理がとても恋しかった。
母は真面目で、「今日はレトルトだけどごめんね」「お惣菜でごめんね」なんていう人だ。
私は好き嫌いなくなんでも食べるし、本当に"ある"だけでいい。
子供の頃はおやつも手作りしてくれていた母の、「手作りじゃなくてごめんね」という想いだったんだろうな。
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