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私の人生は、私のものだ

母が図書館で借りてきて面白かったというので、町田そのこさんの『星を掬う』という小説を読んだ。今日中にやるべき掃除とか他のこととかあるのに、放り出して一気に読んでしまった。

あ、前に読んだ『52ヘルツのクジラたち』の人の本だ。絶望的なところからスタートして、それが転換していく再生の物語っていうおおきな構成はクジラと同じだけど、もちろん、中身は別のお話だったから、止まらなくなって読んでしまった。

私の人生は、私のものだっていうメッセージが、ちょうど今の自分に響いた。

小説の登場人物たちのような過酷な過去や今を抱えていなくても、気付けばすぐに「私の人生は私のものだ」って言えない状態に私はおちいってしまう。

たとえば、私はすぐに不安になる。怖いニュース、自然災害の予兆、ちょっとした体調不良とかで、すぐに未来への不安に、今の自分をからめとられてしまう。そんなときの自分は「私の人生は私のものだ」って言えない、今を過ごしているんだなって思う。

どんな時でも、焦ったり、不安でいっぱいになったときには「私に人生は私のものだ」って思いだしたいな、って思った。

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