境界線

わがまま
と
生理的に無理
の
境界線が
ここに来てハッキリしてきた気がします

私
本当は2.5次元そんなに好きではないのかもしれない
顔を緑や赤色に塗った表現や
異物を頭に被って人では無いなにかを表現しているものとか
ちょっと無理だなって感じたんで

今年の夏…目の周りを黒塗りにして演じる作品があったが見ていて少し苦痛だったため、視線を別な場所に逸らすことでやり過ごしたことがあったのをふと思い出したりして
あれはきっと私の苦手な表現なのだと

もっと思い返せば
子供の頃流行っていた？(再放送)
デビルマンや妖怪人間ベムは気持ち悪いから見たことがなかったし、宇宙戦艦ヤマトに出てくる青い顔の人？も嫌だったし銀河鉄道999の車掌さんや透明な女の人？も苦手だったと
まぁ次々に出てくるわけで

最近息子(20歳)がトリコというアニメを見ていたが、それもちょっと気持ち悪いと思えたくらい

美意識が強いというより
異質なものが苦手だということだろう
江戸村なんかにある当時の拷問シーンの人形や
西洋の怖い絵なんかはリアルで一見怖そうだが
そのリアルさに冷静に見て捉えることができるので気持ち悪いという感情にはならない

数日前に息子が「斜視の人が苦手かもしれん」と話していたが、私もそうだったりするな…と気が付いたりもした

人は見た目で判断したり差別をしてはいけないと知ってはいるが、生理的に無理なものは無理なので、仕方ないよな…って思うのだが
この世界とくにこの数年、そういう事も許されなくなってきているような気がしていて
じゃ黙ってただただ耐えていれば良いのだろうか？と思う事が多くなっているのも事実だったりする。

嫌なら見なければいい
極力努力しているがそうもいかない場合も多い
偏見だと言われる事もこちらに対する偏見なのではないのか？と思うがそれは聞き入れては貰えないことのようだ

この世界は大勢の人が良しとする事から
少しでも外れてしまうと異質なもの扱いされるが
私もそのひとつなのだなぁと実感するし
私自身もそんなふう色々な物事を異質なものと扱っているような気がする

多分
ムキマッチョや超美形やイケメンが苦手なのもそういう事なんだろうな…

わがままと言われればわがままだろうし
生理的に無理なものは無理なのだし
全ての苦手は克服できないが
距離を取り極力触れないように気を付けつつ
この先の人生を生きて行けたらいいな
なんて思ってみたりする

時に真面目に何かを語ってみる語らず屋の私