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家族旅行1日目③

16時半に再びホテルを出て、お決まりのベイサイドブルーに乗る。
 今日何回目よ!
 1日にこんなに乗ってるんだから、少し運転させてくれんかのお・・・。

 ハンマーヘッドのところがクルーズ船の乗り場になるので、ハンマーヘッドでバスを降車。手続きを済ませると乗り場にはもう人が並んでいた。

乗船前、チケットとハイドロビンゴ


旅行前に、クルーズ船、工場夜景、日曜日の夜ともなればカップルばかりだよ・・・。
浮くよ、私ら・・・。とあまり気が進まなかった。
しかし、実際並んでいたのは、家族連れ、友達同士、外国人旅行者が多かった。もちろんカップルもいたけど断然前者の方が多かった。
 この頃は、雲は多めであったけれど雨は上がっていた。
写真は私たちが乗った、ハイドロビンゴという船。CO2排出最大50%削減を実現したSDGs船です。

 乗船すると私たちはすぐデッキに上がりはしゃいだ。
前の方に人がやはり行くので、私たちはデッキの後方の椅子に座った。
出発前から、乗り場の周りの建物に明かりが灯りはじめ、キラキラして美しかった。

出航直後に黄昏れる人


 この日、19時に出航する豪華客船ウエステルダム号が港にいて全長285メートルの美しい船を見ることができた。

出航2時間前の豪華客船ウエステルダム号


 出航すると、みなとみらいが少しずつ離れていき、周りも徐々に暗くなり、潮風を浴びながら結構なスピードで船は進んでいきました。

デッキでは案内があるまで立たないでくださいとアナウンスが何度もあるのに、外国人の観光客カップルがデッキの柵に寄りかかり、ポーズを取り、お互いを撮る撮影会を私たちの前で繰り広げた。
旦那がポンポンと男性の背中を叩き何か言っていた。エンジンの音で聞こえない。

 カップルは座ってくれた。

 この日はずっと気温も低かったのだが、船が走り出すと風の冷たさが凄かった。旦那は何度か「下に降りようよ」っと言ってきたけど。更年期~ずの私は全く寒く無くて、むしろ気持ちよくて快適だった。

 羽田へ降りていく飛行機が見えたり、輸出待ちの物凄い数の車を見たり、稼働中のクレーンがキラキラ輝いて仕事をしていたり、東芝の社員しか降りられない、海沿いの駅を教えてもらったり、楽しかった。

 そして、旦那が一番見たかった川崎の工場夜景。

川崎工場夜景


 伝わりますか?
キラッキラしてた。本当に綺麗だった。
 工場夜景行きたくないとか言ってごめん。    凄かったわ。
 しばらくゆっくり船が進んでくれて、沢山写真を撮った。
 これ、もっと寒くなったらもっと綺麗だろうなあ。

 折り返して船が走り出すと、またしても結構な雨が降ってきた。
 スピードと気温の低さと雨で、さすがに私もギブアップして、一階のぬくぬくスペースへ。
仕切らた部屋になっている場所は暖房が効いていて天国のようだった。先ほどの外国人カップルさんもいた。
 座れて、暖かいと再び睡魔が襲ってくる。アナウンスのお姉さんの説明を子守唄にウトウトしてしまった。

 クルーズの後半でじゃんけん大会があって、今乗っている船とは別のクルーズ船のペアチケットが当たるというものだった。
 2回やったのだけど、なんと!2回目のじゃんけんに旦那が勝ち進み見事チケットをGetした。
チケットは彼の鞄に入っていった。
「また、来ようね。」とは言われていない…。

みなとみらいに帰ってきた。

みなとみらいへ戻ってきたよ

寒かったのか、暖かいものが食べたくなった我が家の男たち。
下船するとすぐラーメン屋があって、そこでいいかーっという感じになっている。
えっ?嘘だ!嘘だよねぇ?
周りおしゃれなお店たくさんありそうなのに?
探し歩くのも、もはや面倒な様子。
 ラーメンを食べることに・・・。

ちょっと悲しくなった私は、工場夜景の写真を今は別に暮らす次男に送信。

 「いいや~ん」とすぐに返事が来た。

 私「今からラーメン食べる」
次男「いいね。有名な美味しいところ?」
 私「いや・・・。」
次男「うそやーん、勿体ない。」

私もそう思う。激しくそう思う。
私はラーメンを食べた。

モヤモヤやちょっとのイライラを悟られてはならない!
だって、これは訓練なのだから。
男二人に合わせた。

 早くあの素敵ホテルに戻ってゆっくりしよう。

 ハンマーヘッドにある
『水信ブルック&ファクトリー』で美味しそうなレモンケーキを買って、美味しい珈琲を淹れて夜景を見ながら食べよう。

再び本日最後というか、この旅行で最後のベイサイドブルーに乘ってホテルに戻りました。

カハラのチョコと買ってきたレモンケーキ

窓からの夜景も綺麗です。

部屋からの夜景

珈琲を飲みなが、レモンケーキとチョコを食べ、明日早起きしてホテルの外を散歩しようよと話し、キラキラのバスルームで良い香りに包まれながらバスタブに浸かり至福の時を過ごし、眠りに…眠…。

…眠れない!

んー、今何時?

さ、3時!

眠らなきゃ…。




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