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真面目ネガティブさんの幸福へのシナリオ〜ポジティブさんにはないふたつの利点。そして、犬を飼うといい人のタイプ〜


世の中には随分と楽観的な人と有能にもかかわらず自信がなくネガティブな人がいる。


占星術でいうと、それは月(パーソナルなワタシ)に対する他の惑星のアスペクトで、幼少期の境遇を現すことが多い。

月に対して木星が良い角度をとっている人は顔からポジティブムードが噴出していていつも笑っている。うまくいかない時や難しい局面でも、こんな時にどうしてそんなにニコニコしていられるんだと不思議に思うような友人もいる。

そういう人のそばにいるとリラックスできるし会社に1人でもいるとムードメーカーになって社内が明るくなったりもするありがたい存在だ。

逆に月に対してハードアスペクト(厳しい角度)をとっている人というのはどうかというと、幼少期から両親や周りに否定されたり理解されにくい、ミスマッチな環境を背負って生まれてくる。

そのような経験によって、大人になっても考えすぎたり相手が自分に対して理解を示していないような錯覚をしやすい。

錯覚をしやすいと書いたのはそれは客観的事実では無いから。自分の心の中だけのこと。そのまま行動を続けていればちゃんと手応えのある結果や自分にふさわしい環境へと辿り着く。

ポジティブさんと比較すると明白なのが、自分の気持ちの中だけで「こんな自分じゃダメなんじゃないか?」と言う真面目な気持ちから途中であきらめてしまうことが多い。結果うまくいかなかった…ということになる。

(※決して真面目な性質を否定している訳ではない。「筋肉は裏切らない」などの真面目で着実な精神は至高の宝だ。)

それとは対照的な月と木星が良い角度のポジティブさんが客観的に能力や実力があるかといえばそちらも違う。

裏打ちされた実力とは関係なしにきっとうまくいくに違いないというようなポジティブな自己肯定感に支えられている。

自己表現に抵抗がなく詰めの甘いような仕事ぶりでも許されてしまうラッキーな側面を持つことも多く、たくさん経験を積むチャンスが与えられる。結果優秀になる人も多い。

リラックス派=ポジティブ人、緊張派=ネガティヴ人のどちらの人たちも、

自分のホロスコープ上に現れる惑星たち、両親をはじめ周囲の環境に自分自身の内面を投影している。

自分の中で衝突したり矛盾している(片方がもう片方を否定している)エネルギーを同時に使うなり交互に使うなり両立できる対象物やTPOがあるはずだ。

阻害している障害の回避策は探せば必ずある。まだ出逢っていないだけのことだ。

そのような人たちを何人も見てきた。チャートを開くとまたか、、と【宇宙のトリック】の匂いがしてならない。

どういうトリックかと言えば、これこそが一見ネガティヴな人の利点ふたつである。


《ネガティヴな人の利点、ひとつ目》

その人にはピンポイントの使命や役割があって、ニッチなフィールドだったりするから、

小学生の頃の卒業文集に大人になったら〇〇になりたいなどのメジャーな職業じゃない可能性が大きい。

それがさまざまな経験を経て、ある程度成熟したときに目の前にやってきた瞬間

『これが私の宝物なんだ〜!!』って実感が湧く。

涙が溢れ止まらない。大宇宙の粋な計らいに大きな大きな愛を感じると同時に自分がなにものか?!を悟る感動的な瞬間だ。

(余談だが、それは他人からみるとちっとも宝物にはみえないし、なんのことかさっぱりわからない。)

欲しくて欲しくてそう思えば思う程、果てしなく手の届かないもので、悲しくて死にたくなるくらい辛くて、運命を恨みたくなる気持ち… 

そのような方たちをみてきて、その方たちは感動が大好きなロマンティストであるということ。豊かな情感で遊ぶ才能のあるタイプなんだなといつも思う。

暗闇を彷徨い疲れ果てもう私はダメなんじゃないか?! 

それを味わったからこそ、

誰もが見向きもしないような石っころが

あなただけのダイヤモンドの原石(あなたの生まれてきた意味。宇宙から与えられた仕事)だとわかる。

ピンポイントであなただけがわかるのね…(笑)   


でも、あまりオススメはしないよ。なぜなら、

そこまでじぶんを痛めつける必要ないから。

テキトーにドラマの主人公ように楽しんで演じてみるのをオススメする。

ポジティブさんとの違いは、ポジティブさんはなんとなく〜で自分の天職にいつのまにか収まっていることが多い。

ダイナミックに感動の瞬間を味わいたいかどうかは好みの問題。詩人のように四季折々春夏秋冬を堪能したければ色味も深くなるし。

演歌が好きな人、ヘビメタ、クラッシックいろいろ好みは千差万別。

私的にはちゃんと行き着くとこが決まってるからワクワクして待つのがオススメだ。

ストレスはお肌と健康に悪い。


その時は必ずやってくるから。自分が思っていた理想とかけ離れていたという場合もあるが、、

お楽しみに!!

《ネガティヴな人の利点ふたつ目》

いまは自分の心の中にいる異質で合わないもう一人の自分がいるかもしれない。そこに未来の財産とも言えるヒントが隠されている。

それを磨くと、生まれつき楽観的でポジティブな人が届かない位、

きめ細やかで隙のない完成品を作り出すことのできる可能性を秘めている。


無意識を支配してくる暗い影としての存在ではなく、もう一人の異なる意見のお宝であるお友だちのワタシを受け入れる。そして両方のエネルギーを同時につかう。または、交互につかう物や対象物を見つけられるはずだ。

私はこれを『仕組まれた宇宙の手の内』と呼んでいる。


さらに、じぶんを変えたいのなら…

たったひとりでいい。真のゴールを実現できると信じて応援してくれる家族、難しければ友人でもいい。パートナーなら最高だ。人間と向き合うのがどうしても疲れる人なら犬が最適だ。

もしあなたが従順だったり、人に気をつかい過ぎたり、嫌と言えないような性格だと強く感じるのなら犬と暮らすことをオススメする。

 詳しくはこちらの固定ツイートをご覧ください。


真のゴールを見つけるのに、すぐにわかる人もいれば少し時間のかかる人もいるかもしれない。

なぜならば、人間の思う願望や夢は大部分が親の刷り込みや社会からの要求であり、それにマスメディアから植え付けられたお金やモノに欲望が支配されている。

私はこれを上っ面の願望と呼んでいるが、その上っ面の願望の意識下で真の願望が表面化されずに眠っている。

残念ながら、真の願望=Want to  は上っ面の願望に頭や心が支配されている間は語りかけてこない。

まずは潜在意識と向き合う前に周りの喧騒から離れてひとり、瞑想できるようなリラックスが必要だ。

犬と自然を散策しながら、シンプルで無邪気な世界を堪能してみるのがいい。


裸で生まれ、ドアも自分で開けられず、水道の蛇口もひねることのできないワンコ。

ただ、ごはんと飼い主さんとのお散歩以上に欲しがるもののないワンコ。

わんこにしてあげられるのは、よく遊んであげて、ワタシの腕の中で息をひきとるのを見届けるだけだ。

こんなところに幸せがあったのかと灯台下暗しに気づくに違いない。

きっとムリのない本当の自分のWant to に出会えるだろう。

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