2024年7月の振り返り
7/1に退院してからのことを書いていこうと思う。
当たり前だが、入院中と家での生活とでは環境が全く違う。だから、家での生活にすぐ慣れるだろうかと心配していたが、案外すんなりと家での生活に戻れた。これは何回も入退院を繰り返しているからだろうか。
家に戻ってきていちばん嬉しかったことは、いつでもすきなときに頓服をのめることだった。私は頓服をのまないと不安で、毎日頓服をのんでいる。でも入院中は、看護師さんによっては頓服をすぐにくれない人もいて、その看護師さんが出勤しているときは頓服がもらえないんじゃないかと不安でたまらなかった。ある看護師さんには、「『のむ』という行為によって落ち着いている」と言われたが、それは確かにある気がする。悔しいけど。その看護師さんには、不安になったときに、頓服以外の対処法をやるようによく言われていた。でも、どうしても頓服をのまないと不安なのだ。
退院するすこし前から、病院のごはんを食べていてもお腹が空いたり、無性に病院では食べられないスイーツなどの甘いものを食べたくなったりしていて、それも早く退院したくなった理由の一つだったのだが、退院してから異常にお腹が空くようになった。入院前と比べて、明らかに多い量を食べるようになって、当然体重も増えた。入院前から体重が増えることがすごく気になっていて、外来でもその話しをしていたし、そもそもいまの主治医のS先生と初めて会ったのは摂食障害の治療で入院していたときだったので、S先生とは摂食障害関係の話しができた。退院後最初の外来で、「お腹がすごく空いてたくさん食べてしまう」ということをいちばんに言った。先生には「でもいまの体重は少ない」と言われて、私の身長で標準BMIの18.5なら何kgになるか計算してくれたりした。次の外来でも変わらずお腹が空いてたくさん食べてしまう、それが辛い、と言ったら、先生に「もしかしたらだけど、摂食中枢がおかしくなっているのかもしれない」みたいなことを言われた。そして、紙にグラフなどを書いてくれて、「拒食症の回復段階で食事量が増えたり減ったりする」「摂食中枢は食べていると回復する」ということを教えられた。先生が食事の写真を撮ったら見てくれる、というので、その次の外来まで一週間、間食も含めて食べたものの写真を撮って見てもらったら、食事の量は普通だと言われた。入院前はこんなに食べていなかったのだけれど、入院前が少なかったんだと思う、と言われた。今月最後の外来では、先生に「体型が絶対太ったと思う」と言ったら、「ボディイメージの障害」と言われた。ちなみに体重は退院してから1.2kg増えた。この日も食事の写真を見せたのだけれど、写真を見せるようになってから、なんだか診察が和やかなムードになった気がする。いまのところ、先生に食事について否定的なことを言われたことはないし、間食するのもいい、って言ってくれる。食事を楽しめることがいいみたい。
食事以外のことでは、入院中に就薬を減らしたからか、入院前は10時とか10時半とかまで起きれなかったのが、8時くらいには起こしてもらえば起きれるようになった。とは言っても、朝ごはんを食べたあとにまた寝たり、相変わらずお昼寝もしているのだけれど…
退院した次の週から、早速デイケアも再開することができた。デイケアの日は朝7時に起きないといけないし、眠かったり、帰ってきてからすごく疲れるのは入院前と変わらないけれど、スムーズに再開できて良かった。
入院前は訪問看護もやっていたのだけれど、それが負担になっていて、退院後は再開できていない。入院主治医のN先生には、「訪問看護はやった方がいい」と言われていたけれど…
こんなかんじで退院後1ヶ月は終わった。
最後に、これは普段私がnoteに書いている精神科関係の話しとは全く関係ない、完全に私の個人的な趣味の話しになるのだが、アクアタイムズという以前から私がすきだったバンドが7月に再結成した。それを知ったときはすごく嬉しくて、すぐにファンクラブに登録した。20周年である2025年までの活動らしいけど、またアクアタイムズといっしょに生きていけることがすごく嬉しい。これが今月いちばん嬉しかったことかもしれない。
以上、7月の振り返りでした。
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