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移住して地元の方になーんもないべ?と言われて思うこと

地域おこし協力隊として大館に移住し1ヶ月が経ち
温かく優しい地元の方々に恵まれ、大館での生活にも慣れてきた頃。
出会うほとんどの方に聞かれていたのが
「なしてわざわざ東京からここに来た?(なんでここに来たと?)」
そして決まって
「ここにはなーんもないべ?(ここには何にもないでしょ?)」
という言葉でした。

でもね、最初は人見知りな大館人も、ちょっとお喋りしているとどんどん大館の色んな事を楽しそうに教えてくれて、新しい人や食べ物、秋田弁を紹介してくれたり連れて行ってくれたり、大館のいいとこいっぱい知ってるんです。

それに私にとっては、
自然の音しか聞こえてこない夜の大館も、見上げると毎日美しい星空も、むちゃ難しい秋田弁で弾丸トークしてくれる大館人も、旬のものをその場で食べられる環境も、天気によって色んな表情を見せる山々と大文字も、毎月○がつく日に各地で開催される市日(朝一)も、古き良きスナックや居酒屋で終わらない大館の夜も、近所の人との何気ない毎朝の挨拶も……まだまだたっくさんあるけど
東京にないものの方が多くて、魅力だらけで

なーんもないなんてとんでもない!
ここに移住できて幸せだよ!って毎回言ってました。

もちろん日本人らしく謙遜してなんもないって言ってる方もいると思うけど、本気でなんもないって思って方もたくさんいて、それでふと思った

地元の方々にとっては当たり前に感じてるけど、外から来た私だから気付く魅力がいっぱいあって、その私の感じる魅力を地元の方に知ってほしい!!

外から観光客が来た時に「なんもないべ」って言うんじゃなくて「ここがいいよ、あそこに行ってみれ!」って秋田弁で伝えてほしい!!

そうして【大館魅力再発見プロジェクト】を始めることにしました
これが地域おこし協力隊になって1番初めに取り組んだことです。

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