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腎生検やってみた #2 血縁関係の重要性


以前の投稿の末尾に、「待ったをかけなくてはいけないこと」が起こりました。


それが家族・血縁関係とそれぞれの持病や症状の整理です。


1.叔母と僕の腎機能の類似


腎生検を強く勧められていたころ、私からみて三親等離れた方(父の姉、つまり叔母)が腎生検を行うことが決定しました。
これが僕の腎生検に「待った」のかかった理由です。(細かくは見出し.にて後述します)



あまり叔母とお互いの腎機能について話したことがなかったので(普通ないか)聞いてみると、「小さい頃から血尿が続くのでいい機会と思い受けてみることに」とのこと。


経緯が僕と一緒。

そして血縁者(具体的に三親等まで)の尿検査の数値を聞いてまわることにしました。


2.三親等までの腎機能



①一親等
父→尿検査で血尿であることが多々
母→特にナシ(以後母方の親戚筋は特に腎機能障害がある方がいないので割愛)

息子→血尿が
(割愛するが僕の子供。現在11サイ。別れた奥さんの元に。)

②二親等
父方の祖父→死去しているため分かりかねるが、おそらくナシ
父方の祖母→血尿が出ることはあったが、この近年は詳しく見ていない
弟→幼少期より血尿が
妹→幼少期より血尿が

③三親等
父方の叔母(姉)→幼少期より血尿が
父方の叔母(妹)→特にナシ


見てみると父方の血縁者に血尿が普段からある人が多い、というよりほとんど。


3.腎機能障害は遺伝するのか


今まではお医者さんに「家族で同じような症状がある方は?」という質問に対しては「兄弟が似たような症状が…」程度の回答にとどまってましたが、調べてみた結果を主治医に伝えました。


「それはアベさんの病気を判断するのに貴重な材料ですよ」と。


それを聞かされた時、正直かなり驚きました。


と、いうのもweb上で得られる知識だと「腎臓病が遺伝することはない」とする記事がほとんどです。


そのため、お医者さんから聞かれる「家族でこのような症状の方は?」という質問を僕は今まで通過儀礼的なモンだろう、と軽視してました。



とくに今回叔母が行う生検の結果如何では僕の病気の目処がとてもつけやすいということ…。



基本的には遺伝は認められない。
ただし、遺伝の場合もある。
症状が生まれつきであればその可能性が高くなる。



ともあれ、叔母の腎生検と結果を待つことにしました。
それが僕の腎生検が遅れた経緯です。

4.叔母の結果



叔母の結果は特に治療を必要とする状態ではないとのこと。

「家族性のものかどうかについては遺伝子検査をしなければわからないが、それは今後時期をみて」という診断…。


そのことを主治医に伝えると「分からないという結果であれば、やはり阿部さんもやってみましょう。逆にわかれば、叔母さまの治療に役立つかもしれない」と言われ、やはり腎生検を受けることに。




※本来すぐに書き留めるつもりが、退院後に熱が高くなりなかなか更新できませんでした。
3 へ続きます。

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