見出し画像

腎生検やってみた #1 腎生検に至るまで 幼少〜現在


 
4泊5日、腎生検で入院してました。


後述しますが、幼少期より腎機能障害があったため、名称は聞いたことがあった。
でも意外と「腎生検」と調べても患者側のリアルな情報があまり出てこなかった。



やっぱり、臓器に関わる病気って不安ですよね。

とくに腎臓=・・・
僕は不安でした。
(やせ我慢で過去形にしてますが、生検の結果がわかっているわけではないので現在進行形で不安です。)

不安を抱えて調べる人のために、経緯と実際の処置をまとめておきたいと思います。


1.ことの起こり-幼少期



物心つくころから、おしっこ検査でおかしな数値が出ることが多くありました。

潜血+3(以上)たまにタンパクも、というのが常。


2.幼少期と行った処置


小学生、おそらく1年生ごろ~宮城で一番大きな国立病院に通ってました。

病名は特にいただけずに"IgA腎症に発展する疑い"とだけカルテに記されていたのを覚えてます。


特別な処置や投薬は行ってませんが、半年に一度の通院。


病院の先生の勧めもあり腎臓⇄扁桃腺の密接?な関係から10歳の頃には扁桃腺の摘出手術も行いました。

※イマイチこの関係性は調べても分からないですし、現在の主治医の方にお伝えしても「そういう見解もありましたけどねえ…」と言われる程度なのですが、このような記事が出てきました。



しかし、扁桃腺摘出後も一向に数値は良くならず、大人になったら治るかも?大人になったら腎生検したほうがいいかもね?ということでその後は定期的に通院する、に留まってました。


3.疲れやすい?子供→大人へ



そこからも腎臓の機能は下がることも回復することもなく、体は成熟していきます。

疲れやすいでしょうねえ、と言われることはしばしばありましたが、小さい頃から症状は変わってはいないため、自覚ナシ。


・・・むしろ大学生、そこから大人になり現在にかけては人よりハードな働き方

大学生のころは準社員にしてもらった運送会社、朝3時に出社~9時まで仕分け作業。
9時から午前中はトラックの助手席に乗って配達の手伝い。
原付でそのまま大学へ向かい、授業とサークル。
なんならそのほかバーや居酒屋、コンビニの夜勤や知り合いのクリーニング屋さん、バイク屋さんなどでバイト・・・。

休みがない、寝る時間が不規則。
基本的にヘーキ。

二十歳以降もそのクセは拭えず、夜勤の仕事についていたこともありますし、自分で商売をするようになってからは猶更。


関東の露店に出る際は夜中に出て朝方ついてそのまま仕事、なんてしょっちゅう。

いわゆるワークホリック(仕事中毒)なので「体力がない自覚」はあまりありません。



そして、大人になるにつれ、自営の道を選ぶにつれ、本当によくないことなのですが・・・。

定期健診や通院をしない、ということになってしまっていました。

21~24才ぐらいのころはほとんど病院に行ってません。


4.とある症状から泌尿器科・腎内科へ通院→大きな病院へ


25才の頃。
会社設立したころです。

ストレスからか、暴飲暴食の機会が増えてました。
そのころ様々なシチュエーションで陰茎とその付近にイタミが走る、ということが増えてました。

排尿時、着席時・・・。
あまりに頻度が増えていき、ついには「肛門と陰茎の間」が明らかに触るだけで痛い・・・。
※蟻の塔渡り、とか言われる部分です。


どこ科にかかればいいのかもわからず、とりあえず泌尿器科へ向かいました。
診断は前立腺炎とおそらく肥大

「治るようなものではないけど、薬と食生活で治まるよ。」
とおっしゃっていただいたのでそのように。

・・・その件は一件落着ではありましたが。
泌尿器科なので当然尿検査も行います。

「阿部さん、今回の症状は置いておいて、この数値は危険ですよ。」
と伝えられました。


その後、そちらの病院には週に2回ほど「大きい病院の先生が外来で来る日」があるので(←なにっていうんでしたっけね、外回りじゃないし・・・。)その日に合わせてくるように、と伝えられました。


その後、通うこと3年。
全く数値はよくなりませんし、主治医の方曰くも「この数年受診してもらってはいるが身体の機能が低下しているわけではないから生体検査をしなくてはわからない」と言われてしまいました。

「まずは私がいる大きな病院で何度か受診してもらって、簡単な検査。ただ、やはり生検しないことには分からないのでそのつもりで…」

1年半ほど前の話です。

ですがここで一旦待ったをかけてみるべきことが起こりました。
そのため1年ほどかかってから、いざ生検となった次第。

ながくなったので一度この辺りまでを「腎生検を受けるにあたる経緯」としたいと思います。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?