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人と会う大切さ

おはよう、こんにちは、こんばんは。
今日偶然中学生時代の友人とばったり会った、そらです。

最近は、コロナ禍のせいで外出が思うようにできず、引きこもりのような生活を強いられています。そのせいで、家にいる時間が退屈だと感じ、無性に外に出たくなる時があります。

今日は、そんな退屈な時間を少しでも紛らわそうと家を飛び出し、自転車で近所を徘徊していた時の話です。


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今日は退屈さを紛らわすため何も考えず、ただただボーっと時間が過ぎ去っていくのを感じながら外の新鮮な空気を吸い、無関心に自転車をこぎ続けた。特にやりたいこともなく、目的地もなく...
見知った道をずーっと真っすぐに。

すると、ふと目の前に自分の進行方向とは逆方向へ自転車を漕いでいる人がじーっとこちらを見ながら近づいてくるのに気づいた。

「あれ、この人どっかで見たことあるなぁ~」

と、思いながら自転車のスピードを緩めてこちらも見返してみる。
相手は何度もちらちらとこちらの顔を見たり、振り返ったりして自転車漕ぎ続けていた。横切って少し距離が開いた際に相手の方が小さな声でそれでもしっかりとこちらに聞こえる声量で

「そら...?」

と、言ったのをきっかけに私ははっきりとや知り合いだと確信を持つことができた。そしてすれ違って2m位離れた距離にいたがそこで自転車を止め、振り返り再度相手を確認した。すると、相手も同じように自転車を止めて、こちらを振り返りながら顔を確認していた。

「S...?」

と、こちらから聞いてみると、相手も知り合いだと確信したのかこちらに近寄ってきて、

「あ、やっぱりそらやん!久しぶり!ここで何してたん?」

と、言ってきた。

Sは、約8年前に同じ塾に通っていた友達で、当時はとても仲が良かった。学校は一度たりとも同じになったことは無かったが、それでも塾で一緒に勉強したり、遊んだ仲だった。しかし、退塾後は接点もなかったせいか連絡を取っていなかったので、本当に久しぶりの出会いだった。

Sに目的もなくぶらぶらしていたことを伝えて、それからはお互い最近の話や昔話をして盛り上がった。

Sは高校卒業後、働きながら留学用の資金を貯めており、今年の上旬に海外留学していたことを話してくれた。自分の英語のスキル向上と海外の文化に触れたいという目的の為に。しかし、コロナのせいで本来なら4か月のところを1か月足らずで日本に送り返されたがそれでも海外留学をもう一度するためにまた働いて資金を集めていることも。

話を聞いている限りではとても大変な経験をしているんだなぁと思っていたが、Sの顔を見るととても輝いて見えた。自分は人生を楽しんでいるのだと。目的があり、それに向かって今進んでいるのだと。

その顔を見た時、自分の中である疑問が浮かんだ。

「自分は、一体何をしているんや???」

と。家にいてはずっと暇を持て余しているのに何もせずただただ時間をドブのように捨てて何の生産性もなく過ごし、終いには暇だなぁと外に飛び出し同じように時間を無駄に費やして、楽しみもなく過ごしている。

なんて無駄な時間を過ごしているんだということに今日改めて気づいた。

時間があるなら自分の趣味や将来の為になることに没頭すればいい。知識がないなら本でも読んで吸収し、少しでも賢くなるための努力をすればいい。

なんで今までこんなことにも気づかなかったのだろうか...。
退屈なのは自分の行動のせいということに。行動こそが今の自分を変えるということに。

今日友達に会って気づかされた。自分と比較してやっと気づいた。今日この瞬間から行動を変えていかなければならない。それが今日友達に会った意味なのだと。


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人と会うことは、それだけで自分の生活を見つめ直すきっかけを与えてくれる。人に会い、その人と自分とを比較することで、普遍的な生活をしていた自分にとって今必要なこと、今やるべき事を知ることができる。時には自分の心を救ってくれさえする。それこそが人に会う意味であり、人に会う大切さなのではと気づいた。


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では、また次回の記事でお会いしましょう。

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