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うどーなつってなぁに?

ハイな。お久しぶりですsora kazeです。
暑さにやられて創作意欲が死んでいました。お許し下さい。

突然ですが皆様ドーナツって知ってますか?
ドーナツとは、穴が空いてて美味しいやつです。説明終わり。

そんなドーナツで有名なお店と言ったらなんと言ってもミスタードーナツ。幼少期の私の体はポンデリングで半分、もう半分はオールドファッションで賄われていたと言っても過言ではないくらいドーナツを食べていました。
今は彼とは少し距離を置きクリスピークリームドーナツに首ったけです。日々に疲れた私の心をブリュレグレーズドカスタードは何度も救ってくれた。
そんな生粋のドーナツキッズの私だが、先日テレビCMでとんでもない存在を認知した。 


それこそが丸亀製麺のうどーなつである。


まぁるいうどんで、きょうをまぁるく


そんなコンセプトと共に本日を皮切りに全国の丸亀製麺にて発売されたこちらの商品。丸亀名物のコシのあるうどんを用いて作られたドーナツ。
それこそがうどーなつである。

歯に衣着せぬ物言いで言わせて頂くと、CMを見た私は「気でも狂ったのか?」と思ってしまいました。

しかし広告の台詞が"まるい"では無く"まぁるい"な所に魅力を感じたし、ドーナツ好きとしては一度は食べるべきだと勝手に使命を背負った私は早速丸亀製麺に足を運んだ。


店頭にこれでもかって主張の看板


無事店頭に到着した私の眼前に早速彼の姿が。
私は丸亀をほとんど利用しない民なので脳裏に一抹の不安が過る。最後に利用したのはいつだったか…それはもう記憶の濁流に飲まれて鮮明に思い出す事は出来ない。
しかしまぁ前の人に倣って動けばなんの問題もないだろう。
天ぷらやらかき揚げやらが所狭しと並ぶ列を眺めながら前に進むと奥の方に彼こと本日の主役うどーなつが鎮座している事に気づいた。
なるほどうどんにトッピングする彼らと同様に自分の手で取るタイプなのか。
そう察した矢先、店員さんに「ご注文は?」と聞かれた私は何を思ったか「あ、かけうどん…並で……」と答えてしまった。ドーナツだけが目当てだったので昼は食べて来たのに、私は「うどん屋に来てドーナツだけを食べる人」になる勇気を持つ事が出来ずに余計なうどんを頼んでしまった。
私は自意識に勝つことが出来ない弱い人間だ…そんな敗者である私の前に無慈悲にうどんが置かれ列はずんずん進んで行きとうとう私の目の前に彼が現れた。


CMでも知っていたがきび糖味カレー味の二種類の味が選べるらしい。上段にあるプレーン状態のうどーなつ君に下段のフレーバーを自分で選んでかけるタイプのようだ。てっきり店員さんに味を伝えるタイプだと思っていたが、我々の自由意志を尊重してくれるらしい。嬉しい限りだ。
ドーナツとは甘い食べ物と代々教わってきた私としてはおかず味のドーナツなど眼中にあらず、迷わずドーナツの中にスプーン1杯のきび糖を入れ、しゃかしゃかポテトのように混ぜた。


こんな感じ

しっかりときび糖を纏ったそれはどこか懐かしいあげパンのような香りを放ち私の心を躍らせた。


奥にはネギと揚げをこれでもかと入れた敗北かけうどんの姿があるがそんな事は気にせずまずはドーナツを一口頂こう。

専用のくしで刺していざ


……………うん。




揚げパンだこれ。



味は完全に揚げパン、食感も穴の無い揚げたドーナツのそれで、若干普通のドーナツよりもちもち感が強い気がするがかなり食べ慣れた味だ。

結論として丸亀製麺のうどーなつはうどん屋がドーナツと言うフックの効いたコンセプトの割には良い意味で落ち着いた味をしており、かなり基本に忠実だった。
一発屋と言うよりは本当に今後もレギュラーメンバーとして活躍させて行くつもりで作ったのがよくわかる味でした。
皆さんも今後丸亀に寄った時は勇気を持って一度注文してみて下さい。きっとノスタルジーを感じる事が出来る筈です。

P.S かけうどん久しぶりに食べたけどめちゃくちゃ美味しかった。敗北とか言ってごめんなさい。


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