sora

初めまして。 蒼空といいます。 共働き中、育児終了、両親の見送り終了、をこなしてきた身…

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初めまして。 蒼空といいます。 共働き中、育児終了、両親の見送り終了、をこなしてきた身として、読んでいただける方に参考となることがあれば嬉しいです。

最近の記事

私のオフィスビル遍歴〜東京のビルは面白い

私の新卒社会人生活は、八重洲から始まった。 平成から令和へ、東京駅前付近は劇的に変わった。そして今は大手町勤務である。 街の移り変わりと、20年以上近辺で仕事してきた建物遍歴をご紹介したい。 東京のオフィスビル達仕事をするビルは新しい方がいいものである。キレイなエレベーター、キレイなトイレの方が勿論いい。 しかし何度もオフィスビルの引越しを繰り返して、東京の古いオフィスビルも悪くないと今では思っている。むしろ懐かしいほどである。 今思うと、どのビルも歴史があり、それな

    • 悩むことが出来る状態は、実はまだ余裕がある証拠?

      こんばんは。 仕事で失敗した、昨日あんなこと言わなければ良かった、などよくクヨクヨ考える。 でもそれってまだあれこれ考えたり、振り返ってみたり出来る状態だから、まだマシなのかもしれない、と思ってる。 ほんとに大変な時って、そんな余裕さえない。 後悔したり、他人のこと羨ましく思って妬ましい気持ちでいっぱいになったり、それすら出来なくなる。 時間に追われてただ目の前のことをこなすだけで、いいとか悪いとか判断する余裕すらない。 それが一番ダメな状態なのだろうけど、時間や状況に

      • 死にゆく人の最後の願いを叶える〜父が望んだこと

        人は人生の最後に何を望むのだろう父は急に体が衰弱していったわけではなく、なんとなく徐々に体力が衰えていっているのがわかったのだろう。 まだ体が動くうちに行きたい場所があるようだった。父の死の8か月ほど前のことである。 こちらから見るとまだまだ元気に思えたが、この時要介護3であったので、行きたい場所があるのなら、行っておくべきだと思えた。 父が行きたかった場所 私の旧姓はとても珍しい姓である。全国での人数はおよそ500人、親せき以外で同じ苗字に出会ったことはない。 子供の

        • 両親の墓の前で考えたこと~親の死に向き合う

          お墓は樹木葬父は長男なので、田舎にお墓がある。しかしそこには入るつもりはないと言っていた。父は複雑な家庭の育ちである。 母が亡くなったとき、とりあえずのつもりで近くのお寺で樹木葬にした。父の田舎の墓に入れてしまうと度々お墓参りには行けないし、住んだこともない田舎のお墓にどうして入らなくてはいけない理由があるだろうか。 父が亡くなったとき、一緒がいいだろうと父も同じお墓にいれた。もしかしたらいずれ、一緒に父のお墓に移すという選択肢もある。 樹木葬というのは便利なものである

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          父に近づく怪しい人達~詐欺なのか善意なのか?成すすべ無し

          一人暮らしの高齢者は寂しがり一人暮らしの父は、元々は喋り好きな男、話し相手がいないのは寂しかったと思います。怪しいと思われる人を近づけないためには同居しかないのでしょうが、、、 腕時計の購入 まだ元気なころに一人で池袋までいった父は、知人に出会って腕時計をもらったと帰ってきました。父は腕時計は持っていたはず、なんで今更?と思いましたが、もらったと言っているので余計変に思いました。 詳しく話を聞いてみると、池袋駅で知人に出会って、腕時計を上げるというので5千円を払ってもら

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          わだかまりを持つ父の介護、どうする?

          8年近くに及んだ父親の介助、介護が昨年終了しました。これを通して、知らなかったことがたくさんあり、自分も反省や後悔や様々ありますが、その気づきを発信してみたいと思います。 最初にお伝えしたいのは、親の介護は個人の性格やこれまでの生活環境に左右され、一概にはとても言えないことであります。 その人にはそうであっても、別の人には全くあてはまらないことも多いので、その場その場で対応していく部分が多いです。 私も経験してみないとわからないこともあったので、あまり介護を知らない人間

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          家族から受けたトラウマ、いつかなくなるの?

          家族という呪い 私は10年前に母親を見送り、昨年父親を見送りました。 それでも、今もこの二人に対して、もやもやな気持ち、思い出すと苦い表情になる思いを持ち続けています。多分私が死ぬまでこの思いを持ち続けるのかもしれません。 自分が生まれたときに既に存在していた家族は、逃れられない呪いです。 同じように思う方はいませんか? 毒親に育てられたって発信する若い人は、増えてきたように思いますが、40代くらいの人は少ない気がして、歳取ると浄化されていくのでは?と思われるのは間違

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          毒親育ちを乗り越えるには

          私が子供の頃は、毒親という言葉はなかったので、親の行動には我慢をするのが当たり前でした。 子供時代から成長するまでを、少し書かせてください 父親はお酒は飲まなかったですが、ヘビースモーカーで、母や子供を怒鳴りつけすぐ手が出る人でした。 当時はそんな父親が恥ずかしく、またそのことを人には知られたくなかったですが、本当は恥ずかしく思うのは私ではなく、父のほうだったはずです。 父が会社から帰ってくる時間が嫌で、父が家にいる間は機嫌に触れないように、なるべく静かに過ごすようにし

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