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こたえ

きみはたくさんのひとに守られ
愛されていた自覚はあっただろうか。
じぶんが想うようにものを言い、
書き、生きていた。

いなくなった次の日にめくったカレンダーは

愛されてると
思ってますとも。

©︎イチハラヒロコ2024カレンダー

だった。そうか。

腹立たしく泣く泣く過ごした翌月は

オレハ 
ワルクナイ。

©︎イチハラヒロコ2024カレンダー

だった。たしかに悪くはない。
が…

きみへ問い、こたえをもらうことは
できないけれど
ことばがあるこの世界のどこかに
そのこたえ「らしきもの」が
あるのかもしれない…とおもった。

今日もその「らしきもの」で気持ちを漂わせる。

いま、こたえはきみとわたしのなかにある。







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