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ファンズに入社して全力疾走してたらいつの間にか1年経っていた

※ これは「Funds Advent Calendar 2021」4日目の記事です。※

金融系スタートアップであり、「Funds」という貸付ファンドのオンラインマーケットを提供するファンズ株式会社にQAディレクターとして入社したのは、ちょうど1年前の出来事。今年は丁度5周年を迎えたFintechです。そして私はいつの間にか1年後をぬるっと迎えていました。不思議ですね。

今日のnoteは、ファンズの中の人・SHIOがいつもより真面目にファンズに入社する前の私と入社して感じたファンズ、そしてこれからの私の話を入社1年エントリーっぽくにゅるりと語っていきたいと思います。

ちなみに入社して2ヶ月くらいのタイミングで書いた初日の私のテンパり具合がよく分かるエントリーはこちら。

ファンズと出会った頃の私は転職する気の無い人だった

入社前を語るには私の状況もかい摘んで説明する必要がありますね。
前職はスタートアップ・フルリモート・そしてQA兼PMとして働いていました。元々ワーカホリックな気があるので、リアル息をするのも忘れて働いていた私は、「呼吸して」と同僚からよく言われ「1日72時間働く人」というよくわからないレッテルをペタリとはられる人でした。そんな私は仕事に夢中で当時「転職」ということはあまり考えていない人でした。。

前職では大変珍しく固定メンバーで1年複数のプロジェクトを走ってきたのもあり、いろいろ洗練されたチーム(苦難をともに乗り越えた戦友的な感じ)であったため、それを自ら手放すようなことも「転職」を考えていなかった一つの理由ですね。

大きなプロジェクトの終わりが見えかけた頃、ホッとした気持ちとともに、自分のいろいろな視野の狭さを感じることがあったこと、少し余裕が出てきたことなどが重なり、一度いろんな会社と話をして見ようかな、という気持ちになりました。

基本的には「その会社について知りたい」がベースなのでカジュアル面談をしていき、ファンズはそんな中出会った会社の一つでした。

ちなみに弊社CTO直通Meetyもあります。私直通のMeetyも。

 

「関西からのフルリモート前提ですがそれでよければ」

カジュアル面談と言っても求人を出している会社さんのお時間いただくので前提等はしっかりお伝えしたほうが良いと思い、どの会社にもカジュアル面談の前の段階で「関西からのフルリモートである」旨をお伝えしました。ファンズからは、「一緒に模索していきたいので一度お話しましょう」という回答が返ってきて、そのままカジュアル面談に進みました。YESorNOで返ってくると思っていたので、面食らいました。そういう回答もあるんだなぁ。

正直なところこのタイミングでは、全くと言っていいほど「転職」を考えておらず、「Fintech」になんとなく苦手意識を持っていたことと、「きっと内部は縦割りで・・規制が厳しくて・・」と妄想を膨らませていたこともありあまり気持ちの上での確度は高くありませんでした。とりあえず話聞いてみよう精神が私を突き動かしていたのです。

カジュアル面談は、終始和やかに進み、私は「転職」を決意していないせいもあり、結構不躾な質問をしていたような気がします。(その節はすみません。。)緊張をしてないことや、受かろうと思う下心ゼロだったために結構本音(当時の働き方等について赤裸々にお話したと思います)で話ができ「ファンズ」に詳しくなれた日でした。

そして、「ああ、fintechでも面白い試みしているんだなぁ」とか「私の使っているツールも使っていてJoinしたらすぐ働けそう」などをいつの間にか考えていました。

もっとファンズのことを知りたいと思った

これが原動力となって気づいたらオファーが出ていました。展開が早すぎる。
そしていつの間にか「ファンズ」に対しては「興味」を持っていたことに気付きます。苦手意識を超える何かが確かにそこにはありました。
それが「中の人たち」であったり、「プロダクト」であったり。
「あっ、働けるモチベーションまで育ってる」と思いましたね。自分の心の成長に自分がついていけてませんでした。

オファー頂いた時期の現職は1ヶ月後にプロジェクトが完了する見込みであり、しかもプロジェクトメンバーも一部退職しており固定チームの解散が決まっていたことに加え、日々自分が突然いなくなっても困らないようにドキュメントを残していたので(極度の心配性というかネガティブです)、「あれ、これはもしかしてそういうタイミング?チャレンジしてこいということ?これがご縁?」と割と本気で思いました。あっさりと決意し、社内調整を済ませて、承諾のお返事をしました。その後きっちりプロジェクトも完遂させて気持ち的にもさっぱり。

ただ、オファーいただいた後でも外からみたファンズはすごい経歴の方が腕組んでキリッとされているお写真パワーもあり、超偏見ですが、プロダクトチーム以外はもしや堅いのかな・・とか「私はこの中で生きて(働いて)行けるのだろうか・・」と思っていたのは秘密の話です。(比較的ゆる~いべんちゃ~やスタートアップでしか就業していなかったのでその意識が割と強かったです)

働くからには雇ったことを後悔させない、最高のパフォーマンスを出す

そして、2020.12にぬるっと入社。最高のパフォーマンスを、という気持ちは私がどの会社に入っても心がけていることで、ファンズでもそれは変わりません。。(弊社CTOにも半期の振り返りの面談でお伝えしたことですね 笑)
自分なりに、コストを少なからず掛けて採用してくださったのだから、「あー・・失敗したなぁ」と思われたくないのと、やっぱり「雇ってよかった~」と思われたいという自己満足然りですね。

あとは自分がそれだけのパフォーマンスを会社で出せるのか、というのを試したい気持ちが1番大きいです。面接ではわからない「(自分なりの)働きやすさ」を実感できるかどうか。私は雁字搦めにされて働きづらかった経験があるが故にその居場所でどの程度のパフォーマンスを出せるかは居心地の良さにも通ずるので結構重要なポイントの一つでした。

結果としては、最高のパフォーマンスで仕事ができました。
すごく働きやすい環境といえる条件が揃っており、入社月からのびのびと仕事をさせてもらいました。鬼のように提案を繰り返し、鬼のように改善をし・・・と繰り返していたらいつの間にか年は明け、周りから感謝され、上長からのフィードバックを頂いたときも似たような評価頂き、勝手に戸惑っていました。褒められることに慣れていない人間を褒めるとこうなるので皆さん注意してください。ここテストに出ます。

現在も当初と同じようにのびのびと放牧(?)してもらい、ファンズというフィールドを全力疾走で駆け回っています。1年経つことで駆け回れるフィールドが広がり、「他部署だけどここ気になる」「こういうチャンネル欲しいな・・」などと他の箇所も気になり始め、じわじわ社員全員が入っているようなチャンネルや、特定の自部門以外のチャンネルに突撃していき、提案をしてみたりするようになりました。慣れって怖いですね。

「やりたい」を止める人はいない

そうそう、これはファンズの特徴の一つですね。「◯◯やりませんか!」という声を上げた時「微妙だなぁ・・」「やめたほうが良いよ」という声が上がることもあるかと思いますが、ファンズにおいてはそれが無いなと思っています。もちろん、やってはいけないこと抵触する場合は「コンプラファースト」をバリューに持つファンズではしっかりその旨を伝えますが、そうでない限りは「やらせてくれる」会社です。

入社1年目で、しかもフルリモート。私と会ったことすらない人すらいる、すらすらうるさい、slack上でしか見かけない、そんな私の企画にファンズのたくさんの人が乗っかってくれて、「Funds Advent Calendar 2021」が成り立ったのが最たる例では無いでしょうか。うーん、感謝!

やりたいことを推進するのもそうですが、もう一つファンズの良いところだと思っているのは、ファンズでは「同調圧力」というのはあまりなく、「これがおかしい」と伝えることに壁もない所です。異論を述べた場合、前提や、物事に対する切り口により期待値が違っていたりすることもあるので「何が変で、それでどうなったほうが良いのか」という建設的な話し合いがおき、双方が納得するような形に落ち着きます。私が所属してきたどの組織よりも「建設的」である点についてはファンズが突出してると思うほどです。だから安心して伝えられる環境です。自分で言っててなんですが「いい会社やん」と普通に思っています。

あと入社前に心配してた怖い人はいませんでした!!!よかった!!!みなさん優しくて、この間オフィスでケーブル数珠繋ぎ事件(冗談)があって、真犯人特定までの一部始終をslackでワイワイガヤガヤしてたのですが、入社して1番家で声出してわらいました。やばいです。面白過ぎました。参加されてた皆さんとめちゃくちゃ楽しんでしまいました。

フルリモートでも大丈夫

フルリモートを推奨しているわけでは無いので、特殊例かもしれませんが、少なくともフルリモートの私は1年ファンズで仕事をしてきて「リアルのほうがいいな・・」と思ったのは、みなさんが飲み会で美味しいもの食べている時くらいしかありませんでした。私も食べたい、美味しいもの!

逆に言うと私の業務上全く不都合はなく、オンラインですべての完結できるようなツールや施策が導入されていました。不便なら導入ができる環境です。テキストベースの会話に慣れている人、得意な人はより大丈夫と太鼓判押せると思います。雑談しないから仲良くなれなそさうとか思われる方もいらっしゃるかと思いますが、slackでの雑談の機会もありますし、会議が始まる数分前とかには普通にお話したりしています。
ただAll OK!完璧!かというと、そうでもなく、フルリモート(遠方者)の受け入れが初めてなこともあり年1程度のイベントのオペレーションがややまごつくことはあります。でもお伝えすれば、すぐ考慮いただいたFeedbackがくるのでフットワークの軽さがとても素敵です。

危機感をしいていえば、もともと数ヶ月に1度会社に現地出社できます!と言ったものの、もはや業務に関して現地に行く必要無いのでは・・とやや危機感を覚えてるくらい。GO TO TOKYOしたいです。実際、ご時世的なアレで行けたのは11ヶ月経過してからでした。

初出社にテンションが上がった私はこの投稿後にビルの入口からオフィスまでを一枚一枚、記念に写真を撮るという奇行に出ていました。

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ファンズの中の人・私のこれから

1年間開発チーム全体のワークフロー改善をしつつ、QAチームのフロー及びQA手法の改善、QAチームビルディングなどQAに関わる色々なことをやりつつさまざまなプロジェクトにQA担当として参画させてもらって走ってきた1年でした。もちろん初めて経験するような業務もありましたが協力し合うことで乗り越えることができました。
また「金融」という新しい業界は私の中ではかなりの未知数でしたが、1年息切れせずに走ってこれたのは「ファンズ」の皆さんの人柄やカルチャーに救われたからかなと思っています。

これからの私はについては、ファンズという会社もプロダクトも組織も日々爆速で成長していく中で、今後は自分のやるべきこと、やらなくて良いこと、そしてやりたいことをしっかり見極めます。そして、その中でも私のやりたい改善タスクはまだまだ山積みなので、この山をまずはバッサバッサと切り崩しつつ、仕分けした「いろいろな事」に向き合っていこうと思っています。ファンズではその取捨選択も委ねてもらえるので、突き進んで行きます。

またよりよい組織を作っていくためにも貢献していきたいな~という気持ちもありますし、活性化?というかただ単に自分がやりたいだけですが、こういう企画も引き続き企画していきたいと思っています。その際は是非ご協力をお願いいたします。

さいごに

さて、入社して1年たった中の人・SHIOのアドベントカレンダーいかがでしたでしょうか。
突然思いついて普通の口調で話していますが、基本的には入社1日目エントリーのように語調が基本なので(slack等でもそんな感じです)、次にお会いするときはきっとあのテンションになっていると思います。

そしてこのアドベントカレンダー書き始めたの12/3の22時くらいなのですが、キーボード打ちすぎて若干手と手首がいたいです 笑

QA関連の専門的な事書こうかなと思ったのですが、やはり入社1年エントリーは外せないと思い、1年を振り返りつつファンズの紹介をしてみました。
まだまだアドベントカレンダー外でも書きたい事があるので、来年は頻繁にnoteを書いて行けたらいいなぁと思っています

そしてこのあとも12/25までファンズの中の人達が思い思いの発信をしてくれます!是非引き続きアドベントカレンダーをお楽しみください!

ではまた次の記事でお会いしましょう!

SHIO@ファンズの中の人

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