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男性ボーカル曲のカバーに挑戦! ~三浦大知さんの歌を歌えるか!?~①

昨年から頻繁に耳にするようになった動画配信
以前、同級生たちと『Amazing Grace』↓



を演奏し、配信したことがありますが、今回はポップスのカバー曲に挑戦します。完成までの過程も含め、私、木村優一のYouTube公式チャンネルで公開してみたいと思います。

まずは曲決めですが、やはり好きなアーティストの曲がいいな、と選曲からワクワクしますね。ソプラニスタである私は、キーが合わせやすい女性の歌を選んでしまいがちですが、この際ハードルの高い男性アーティストに挑戦しよう! と真っ先に頭に思い浮かんだのは、三浦大知さん

舞台『蜜蜂と遠雷』で共演したことがあり、その歌唱力に圧倒されたのが2~3年前。今でもあの歌声が頭に残っていて、個人的にアルバムを聴くほどのファンとなった私は、恐いもの知らずで、早速三浦大知さんの楽譜を注文しました。

楽譜が届いて曲を選ぶ段になったとき、パラパラっと眺め、『ふれあうだけで~Always with you』に目が止まりました。そう、この曲は前述の舞台『蜜蜂と遠雷』で三浦大知さんが、日替わりで家入レオさん松下優也さんとデュエットで歌われていた美しい曲です。私は舞台袖で聴いて感動し、とても印象に残っていました。

よし、この曲に決めた! ニヤニヤしながら楽譜を眺め、頭の中で自分が歌ったらどうなるだろう、と想像しました。以前別の記事でも書きましたが、初めて歌う曲を練習するとき、声を出して歌う前に、楽譜を黙読して音を想像するこの瞬間が好きなのです。

いざ、練習スタート


男性アーティストの曲をカバーするのはハードルが高い、と書きましたが、第一の理由は、歌う調(キー)を決めるのが難しいということがあります。実際に歌ってみないと分からないのですが、黙読の段階で、大体この調かな、とあたりを付けておきます。

ちなみに、カラオケではキーを調整するボタンがあり、簡単に調を変えることができますが、生演奏はそう簡単ではありません。共演するピアニストに楽譜を渡すと同時に「〇調でお願いします」と伝え、すぐに移調できる方もいますが、時には移調した楽譜を作成して渡さなければならないこともあります。すぐに移調できるピアニストであっても、歌い手本人、ピアニスト、お互いの練習期間を考慮すると早めにキーを決めることは重要です。

いざ、声を出してみると、早速この曲の難しさを実感しました。
何調で歌っても難しい……そう音域がとても広いのです。三浦大知さんはあんなにさらっと歌っているように見えるのに。とりあえず、調号(#や♭)が何もつかないハ長調にしよう、と練習を始めました。

その奮闘を撮影したのがこちらの動画です↓
『ソプラニスタ木村優一 三浦大知の『ふれあうだけで ~Always with you~』に挑戦!!』

本番の撮影は、ピアノ伴奏を中村達郎さんにお願いするのですが、練習では自分でピアノを弾きながら曲全体の音取りをしました。今回はここまでの模様を動画にしてみました。この後さらなる試練が待っているのですが、それはまた次回の動画をお楽しみに!

続く


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