見出し画像

鬼滅の刃

さあ、日曜日だ。
日曜日はボクが書きたいことを勝手に書く日だ。
お気楽にお付き合いいただきたい。


鬼滅の刃の話がしたい

いまさらで申し訳ない。
今日は鬼滅の刃のお話がしたい。
遡ること4年ほど前、劇場アニメの「無限列車篇」が大ヒットし、子供たちが軒並み炭治郎や禰󠄀豆子のコスプレをしていた時期があった。

ボクは基本的に漫画を読まない。
嫌いなわけではないんだ。昔は重みで部屋の床が撓むくらいの漫画を所蔵していたが、それらはずいぶん前に処分した。

意思は弱いが変に粘り強いボク

ボクは自分の意志の弱さを知っている。
しかし、意思が弱いくせに変な粘り強さを兼ね備えているので、つい漫画に手を延ばし、そのまま時間を忘れて延々と漫画を読み続けてしまうのだ。だから漫画は全部処分した。そして同様の理由でアニメやシリーズ物のドラマも観ないことにしている。

とはいえ、やっぱり世の中の大半の人が知っている話題はインプットしておきたい。そして誰に聞いても「鬼滅は面白い!」とおっしゃる…

ずっと通っている理容院

ボクは一か月に1回ほど髪を切る。
新しいところに行くのはあまり好きじゃないので、いつも自宅から徒歩5分程度のところにある理容院に行く。その理容院は、まだお若そうに見えるご夫婦が経営されていて、寡黙なご主人が無駄なおしゃべりなど一切せず、手際よく髪を切ってくださる。ボクはこの理容院のそこが気に入っていて、ずっと通わせてもらっている。

鬼滅の刃が流行って少し経った頃、待ち合いの書棚の本が入れ替えられた。それは見紛う事ない「鬼滅の刃」全23巻だ。おそらく、このご夫婦の小学生のご子息のお下がりだろう。

「そうだ。この待ち合いで座っている間だけ読むのであれば、延々と読み続けることはないな…」

そう思ったボクは、この理容院に来た時だけ鬼滅の刃を読むことにした。しかし、意外と座って待つことなく、ススッとカットに進んでしまうことも多い。平均して読み進めることができる分量は1回で1巻の1/3程度、しかも前読んだ部分を忘れてしまうことも多いので、ちょっと戻ったりしていると、1巻を読了するのに3~4か月くらいかかってしまう。

8巻までたどり着いたのだよ…

そして、3年ほどかかってやっと8巻までたどり着いた頃、ボクはまたいつものようにその理容院に向かい、そして残念な光景を目にすることになる。その理容院の待ち合いの書棚から鬼滅の刃は取り払われ「推しの子」と「薬屋のひとりごと」に代わっていたのだ。

そうだよなあ。
ボク以外のお客さんは、もうとっくに読み飽きてるよなあ。

なんとか「無限列車偏」は読み終えたが、「遊郭篇」の入り口あたりで止まってしまった。この続き、どうしようかと思案中である。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
最後まで読んでくださってありがとうございます。

これまで書いた記事をサイトマップに一覧にしています。
ぜひ、ご覧ください。

<<科学的に考える人>>


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?