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散步香港103 < 油麻地 / Shanghai Street 上海街(2) Reclamation Street 新填地街 >

上海街は 散步香港017 < 油麻地 / Shanghai Street 上海街(1) Hi Lung Lane 熙龍里 > があるのだけれど、また違う写真が撮れたので上海街(2) としてアップする。

上海街入り口。

上海街を佐敦道から上る前にちょっとだけ寄り道。2024年4月10日に三級火を出した華豐大廈の4月25日に姿を。

さて、上海街を上がり廟街入り口。この変なピンクも良いし、まだピカピカ始めていない「けばけばネオン」もこの状態なら好き。

なぜ一つだけ出っ張っているのか。謎。でもとても良い

とてもインパクトのある wall painting。これ、電気はマメに消しましょうってことだよね?

荔枝角道手前の上海街。當舖じゃないのになぜか蝙蝠看板。なぜだ?

ここから新填地街。

以前の記事 「私がどうやって広東語通訳者になれたのかを紐解いてみる(12)- アウトプットについて -」で写真を使った學聯旅社/STB Hostel を探してみるべく新填地街を歩いてみた。

古いビルや店がまだまだ沢山残っている。趣深くてよろし。

古いビルの鐵閘を見て歩くも、「これだ!」と思える鐵閘は無い。

そこで先日古本屋で買った『香港街道地方指南95』を引っ張り出してきた。いやー、買っておいて良かったよ。こんな風に役に立つとは思わなかった。

私が80年代後半に宿泊した頃の新填地街は埋め立てて造った道なので「新しく埋め立てた街 Reclamation Street」という名前がついていたけれど、この地図では更に外側を埋め立てている最中で「填海中 Reclamation」とあって面白いなと。

一ヶ月ほど長期滞在した時には小巴を使うようになっていた私。學聯旅社 / STB Hostel に帰る小巴で「登打士街有落!」と叫んでいたのを覚えているので、新填地街と登打士街の交界当たりに目途をつけて地図をよく見たところ

おおおおお!「學聯」の文字が!
しかし入り口は絶対に新填地街にあったのに地図では廣東道側にある。どういうことだろうか。とはいえ、登打士街のすぐ下だし、もうここで間違い無いはず!

ということで多分、多分このビルの前身と思われる。鐵閘を片っ端から覗いて中の階段を見てみたけれど、記憶にあるのに似た階段が無いので、もうあのビルは取り壊されたとしか思えない。

STBから階段を下りて来て鐵閘を開けて道路に出たら目の前にこんな感じの小さな公園があったのを覚えている。でも当時はこんな小綺麗じゃなかったような気がする。

まさかこっちかな。でも公園はそうそう潰さないよね。じゃあ、さっきのかな。

そして旺角方向に少し上がると先ほどの公園より少し大きな公園があったのも覚えている。屋根もあった。だからこれだと思うのよね。

と、記憶を辿ってみてもやはり多分あの新しいビルに変身してしまったのだと思う。

懐かしい記憶を手繰り寄せてしまったせいで、昔々の旅の記憶を書き留めておきたくなってきた。当時撮った写真を探し出して、記憶を辿って当時の旅の想い出をそのうち書いてみようと思う。

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