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天草 ①  in

無事辿り着いた 

みすみ

由来  御門みかど → 三角みすみ 

熊本の列車の車窓から
どんどんスモークがかって
景色は全く見えず、不思議な空間を通過。
どこにつくんだろう・・・
銀河鉄道999みたいな未知感。
普段は海の景色が広がり
かえって何も見えないのは珍しいそう。

海も空もスモークで同化
不思議な空間
しっとりと見える港を眺める
ローカルさとは裏腹
かつての築港は盛大
どよーんとした港もそれはそれで良し

駅周辺は洋館がまばらにあり
静かな街並みながら
雰囲気のある建物が並ぶ
かつて栄えた様子が伺える


龍じょう館

資料館

まず、この一帯の歴史を知る
ちょっとしたシアターもあり
炭鉱の町として栄えた歴史が良くわかる

賑わいのある港

のどかな場所とは裏腹
明治の産業革命に栄え
古き時代の痕跡を残す

明治三大築港の三角西港は、オランダ人水理工師ムルドルの設計と、日本人石工の技術が融合した港湾都市として、明治20年(1887)に開港しました。
九州有数の貿易港として栄え、特に三池炭鉱の石炭を輸出した港として、「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼・造船・石炭産業」の構成資産として、平成27年7月に世界遺産に登録されました。 明治期の港が完全に残るのは、日本でここだけです。

三角西港散策マップ
三角西港散策マップ
山から湯気


整えられた排水路


多少海に色が付き始め


少々港を散策しホテルへ

ホテルの滝のある庭を通り
お部屋へ
浴衣が選べる
くまもんかわいい
おじさんがこれを着ていると
ちょっとキュート
霧がはれお部屋からも
高杢島が見えてきた


眺めの良い温泉に入ったりのんびりと
最上階の展望所は眺望良し

夕刻に晴れたら夕日が見えるらしい
いい感じで夕陽がみえそう


ホテルを散策したりして
チャペルもある
ラッキー
あんなに天気が悪かったのに
夕陽が見えてきた
グラデーションがとってもきれい

素敵な日の入り ↓ 素晴らしい



バイキングの食事もおいしかった



温泉三昧を満喫し翌朝は晴天

おはよう
朝の部屋からの眺め
心地いい
展望所の景色は昨日とは違い
青い風景が広がる

ということで
散々遠目に見たあの山 
高杢島を
目指すことになった。


高杢島

こんもりとかわいい
干潮時は渡れるらしい
ぎり 干潮 島に渡れそう!
渡り道はゴロゴロの石畳 
流木もゴロゴロ
南国風のサボテンが生える
エイリアン?
クラゲゼリー①
クラゲゼリー②
お~なんと鳥居
神様在住
金比羅宮だそう


ちょうど天草も桜が咲き始めた頃
山桜?島桜
ここからちょっと静かな空間に踏み入る
ジブリの森風
階段がきれいに整備されている



中腹の社に到着
金比羅宮だからおそらく
大物主神さまかな

島に渡れたのもご縁
ありがたく参拝

社に続き さらに島の頂上に続く道
竹藪が続く
下層は南国風のサボテン
山の上部は竹藪と
いろいろ混合
太陽が木陰にさしこみむ
ギリ干潮だったので急ぎぎみに山を下る

あはは・・・
すでに道が・・・
一部浸水

最後は冷たい海に裸足で歩いて
絶好のアーシング
石がゴロゴロすぎて楚々と歩けない
強烈な足ツボ刺激
でも
最高に気持ちいい~

もうちょっと満ちるのまってよ~
ほっ 
なんとか戻れた


安心したところ
海岸では島をバックに
結婚写真の撮影中
神社があるしね

おめでとう
満潮に向け
あっという間に
渡り道が水満
ぎり渡れたんだ良かった

おめでとう


さて、お次は
海の神様へお参り
海童心 わだつみさまのおられる

永尾剱(えいのおつるぎ)神社 


国の指定名勝
神秘の火
不知火(しらぬい)
階段を登ると鳥居に向かう石碑がある


永尾剱社
スカートみたいな髭
お相撲をとるのだろうか


眷属のエイさま

祭神である海童神(わだつみのかみ)を乗せた巨大なエイがこの地に鎮座

さしより宇城市

祭神 海童神(わだつみのかみ) 玉依姫命
   
大山祇・大皇産霊神・小一領神・菅原道真公の五神
海童神を乗せた巨大なエイが海から山を乗り越えようとしたが、果たさず、ここ山鎌田山に御座したエイの尾にあたる部分に永尾神社建立。
エイの尾から由来して土地の名が「永尾(えいのお)」となり、エイの尾の部分が剱の形状をしていることから、別名「剱神社」と言われる。

この地域では、エイを神様の眷属として大切にし食用にしないそう。

不知火とは旧暦8月1日の八朔の日、未明の干潮時に八代海(不知火海)に現れる蜃気楼現象のこと。国の名勝にも指定されています。特定の地形と気象条件のもとに発生する現象のため、条件がそろわなければ見られない貴重なもの。

さしより宇城市
蜃気楼現象はこちらに見えるのだとか


神社から見下ろす


干潮時は渡ることが出来る


永尾剱(えいのおつるぎ)神社で
わだつみさまとエイの関係について
とても納得できた。
なぜなら、自宅付近に人目につかない程の
小さな社 海神宮があり
御祭神は 大綿海神命 おおわだつみのかみ

ほぼ誰もいない
漁師さんがお祀りされている感じ

ほどなく海に近い河川に鎮座され
エイをよく見かける
なんで、ここに・・・エイ?
大群で見かけたり、巨大だったり
沈んだり、浮いたりするのが見える
川とはいいがたい生態系に驚いていた。

ひらひらとエイが集まる
眷属さん いらっしゃ~い祭り
ざっと10匹はおられまして
干潮ぎみになった川で何やら気になる棒
うふふ いるよ
見つかった?
密かに待機していらっしゃった

偶然、紹介されて訪れた
永尾剱(えいのおつるぎ)神社を参拝して
腑におちたことがある。
ご近所の川海周辺には
確かにわだつみ神とご眷属さんが
鎮座されているのだとすごく実感。
いつも守ってもらってるんだなと感謝。
繫がりで、こちらに案内して頂いた
ご縁だったのだろう。

エイって巨大なエイリアンだと
思ってたけれど、眷属さんだからか。
なる程の旅だった。



三角港


ちょっと気分を変えて
再び三角駅周辺
来たときは霧が凄くて
気づかなかったけれど晴れたら
こんなにシンボリックな都会感

内部構造外側も内側も螺旋上に歩ける塔宇宙船内部みたい行ったことないけど
宇宙船内部みたい
行ったことないけど
塔からの眺め
思ったほど田舎でもなく
ここから船がいろいろ出ているみたい
塔のてっぺんまで登ってみた
三角の巻貝が港のシンボル


ごんげん岩

岩の背面に社がたちお祀り
阿蘇の大噴火で出来た
ごんげん岩


ここまで噴火の痕跡があるとは
とてつもない
阿蘇山


弓が浜

しばし海を眺めてまったり休憩
八坂神社もある
お参りさせて頂きました


こうして
まったり、海をみながらお宿へ向かう

天草旅続く


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