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『上智男バスの仲間に会えてよかった』 4年・MG 清水恵梨佳


こんにちは!4年マネージャーの清水恵梨佳です!


引退して2ヶ月が経ちました。例年、この時期はオフシーズンのため「引退したんだな」という感覚が正直あまりありません、、

ただ、本ブログの依頼を受け、改めて、「みんなが緊張しまくり」の入替戦の動画や、「涙と笑顔で溢れる」引退日の写真を見返しているうちに、だんだん引退した実感が深まってきました。

「素敵な部員に囲まれたな〜」とあんなにも大変だった部活のはずなのに、もうできなくなったんだなと思うと、ちょっぴり部活が恋しくなっています。


ということで今回は、引退ブログ。ですが、伝えたい想いはこれまでのブログで、書いてきてしまっています(笑)
なので、今回は引退した今の想いを正直に綴ってみようと思います。まとまらずに、拙い文章になりそうですが、最後まで読んでくれたら嬉しいです。


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引退した今の率直な想いを述べると、


「上智男バスのマネージャーになってよかった」



これに尽きます。

コロナの影響で、私たちにとって最も大切なコミュニケーションの機会を失って始まった1年生の自分に、バスケ部のマネージャーという全く違う世界に飛び込む選択をしたことを今となっては褒めてあげたいです(笑)

運動系の部活に入ることもマネージャーになることも全く考えていなかったので、自分でも驚いています。ましてや、鈍臭い私は、走ったり踊るといったことは得意でしたが、球技はまるっきしダメでした。

マネージャーの業務は想像よりも遥かに大変で、バスケ未経験の私は周りに追いつこうと初めは必死でした。ルールを覚えるためにバスケ動画をたくさん見たり、家族に協力してもらってテーピング練習を毎日していた時期が本当に懐かしいです。上級生になるにつれて、任される業務の量も増え、強い責任感を持つようになりました。そして時には、責任のある膨大な業務に、投げ出したくなる時もありました。



マネージャーどうしてやってるの?
マネージャーって楽しい?



この4年間、たくさんの人に言われてきました。

マネージャーの業務は直接的に勝利に繋がるものではないので、時に何のためにマネージャーをやっているのか分からなくなる時があります。何か見返りを求めているわけではないけれど、自分はいなくてもいいんじゃないか、自分は役に立ってるんだろうかと、マネージャーとしての自分の存在意義を見失ってしまうんです。

もしかしたら、マネージャーなら一度は抱える悩みなのかもしれません。

けれど、自分だからこそできるマネージャーをただやればいいんだと4年間を通して気づかされました。


2年生の時、先輩に「恵梨佳はよく『私なんて』って言うけど、自分にもっと自信を持ちな」と言われたことがありました。その時は、自信を持てる要素なんて何もないと思っていましたが、今振り返ると、当時の自分にも強みはたくさんあったかもしれないと思います。今でもバスケのルールは細かいことまで分からないですし、心配性で、不器用な私ですが、自分だからこそできる役割があると思っています。

後輩マネージャーのみんなももしかしたらこの先、思い通りにならないことも、責任感で押し潰されそうになることも、何もかもが嫌で投げ出したくなることもあるかもしれないけれど、自分にしかできないことがきっとあるはず(私は皆それぞれに良いところがあると思っています)だから、自分に自信を持って、時には周りを頼って、乗り越えて欲しいです。みんなならきっと大丈夫。

4年間、辛いことも沢山ありました。14人もいた同期も気づけば7人です。
ですが、選手たちの何気ない感謝の言葉に沢山救われました。選手にとっては本当に些細で、何気ない一言かもしれませんが、私にとっては大きな原動力で、何もかも頑張れるような気がしました。

マネージャーにとって、選手は、最も側で支える存在であるからこそ、選手からの言葉は良い意味でも悪い意味でも印象に残りやすいです。チームを強くする上で、マネージャーにも厳しく指摘していくことは仲間として大切なことですが、一方で、マネージャーはどんなに頑張っても表舞台に立つことはできません。ですので、後輩の選手メンバーはマネージャーに「ありがとう」の一言を言ってあげてほしいです。それだけで多分、何もかも頑張れるはずです(笑)

私は、膨大な業務に苦しんでも、選手たちの支えがあって乗り越えることができました。バスケットボールのルールから学んだ自分にとって、チームの基盤を支えるマネージャー業務の全てが「挑戦」であり、チームの皆に支えられて、ここまで頑張ることができました。本当にありがとう。

上智男バスのマネージャーになって良かった。
4年間かけてやり遂げることができて良かった。
それが引退した今の想いです。

マネージャーという経験が私を大きく成長させてくれました。
マネージャーを通して、自分が前に立って何かをするよりも、前に立って頑張る人の手助けをすることが自分にはあっているのかもしれないと知ることができました。
幼い頃はバレエを習い、中高の部活は英語ミュージカル部で過ごしてきた私は、自分が表に立つことの方が楽しいと思っていましたが、マネージャーを通して、縁の下の力持ちという存在の素晴らしさとカッコよさを実感しました。上智男バスのマネージャーで培った経験を今後にも活かし、もっともっと成長していきたいです。


みんなおつかれさま、そして本当にありがとう!!






スタッフの方々
今シーズンは特に、スタッフの方々のおかげで上智男バスが組織として大きく変わったと思います。スタッフの方々の支えに部員一同助けられました。お仕事もお忙しい中、私たちのために時間を割いていただきありがとうございました。これからも上智男バスを勝利へと導いてください!ありがとうございました。

OB、保護者の皆様
日頃より、ご支援・ご声援ありがとうございます。8月下旬から始まったリーグ戦では試合会場が遠いにも関わらず、毎度応援に駆けつけて下さりありがとうございました。皆様の暖かい支えにより、今シーズンを乗り越えることができました。今後とも上智大学男子バスケットボール部を何卒よろしくお願い申し上げます。

両親
いつも暖かく、側で支えてくれてありがとうございます。辛い時、苦しい時は家族に相談したおかげで、乗り越えることができました。どんな時も、1番の味方でいてくれる家族に支えられて、こんな鈍臭い私が4年間最後までマネージャーを続けられました。これからも迷惑かけることがあるかもしれないけれど、自分らしく頑張っていくので、見守ってくれると嬉しいです!

先輩方
あの私がもう引退してしまいました、、先輩方のようになりたいとずっと背中を追ってきました。自分が先輩方のように立派な先輩になれたかはわからないですが、自分の中では「やりきった」という想いです。先輩が卒業した後も、お仕事がお忙しい中、沢山相談に乗っていただき感謝でいっぱいです。本当にありがとうございました。

後輩のみんなへ
「えりかさん〜、えりぱい〜」と沢山声をかけてくれてありがとう!人懐っこいみんなに、私がたくさん助けられました。少しずつ成長するみんなに、感動してばっかりだったよ。辛い時や苦しい時は、いつでも相談においで。これからも、可愛いみんなの成長を陰ながら応援しています!

同期のみんなへ
残った同期がみんなで良かった。辛かった記憶もあるかもしれないけれど、それ以上に充実して楽しかった思い出が沢山ある。個性豊かすぎる同期に振り回されてばっかりだったけれど、最高の同期と最高のラストを迎えられて本当に良かった。引退後もみんなで後輩たちの応援に行こうね。素敵な4年間をありがとう。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

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