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娘研究vol.2

「子どもは親の鏡」”you reproduce who you are”
長女は、私と似ていると気づいてしまった。顔だけじゃない。

コロナ1回目のワクチンを受けた後、発熱して左肩が痛重くて上がらなくなった。安静にしようと休んでいたら、横を見ると長女も寝ている。どうしたの、ときくと「肩が痛い」と。

ワクチン打ったの?

首も痛くて動けない、と。動いた後、大丈夫?とお互い労いあう生活。

いや、実は気づいていた。これに限らない。私が体調を崩すと、娘も不調になることが多かった。うつしてしまったのかと誤魔化していたけど、多分それだけじゃない。一緒になろうとしている感じ。

緊張も移る。感情や体調のシンクロ。

私が緊張すると同じように緊張するので、私は能天気に振る舞うことにしている。私が何かをして緊張するとき、大丈夫だよ、と手を握りながら、血の気が引いていく感じ。

双子で感情のシンクロがあるというけれど、親子でも?私といると楽しいという、私も娘といると楽しい。反抗期もない。

…それでいいのかな。

中学生。友達はいるが、友達との約束やお出かけはない。大体のやりとりは、PCのチャットで済ましている。電話を使ったりすることもない。

USJなど人混みは苦手、ゲームはあまり好きでない、読書好き、映画は面白くないと途中で寝る、ぼんやりするのが好き。マイペース。ときどき天然で鈍臭い。勉強は嫌いではない。

これは。

私じゃないか。

観察すれば観察するほど、私とのシンクロぶりに恐怖を覚える。私がこのまま育てていいのか。気づけば気づくほど罪悪感を感じる。

夏の終わりに父親のところに行って、娘探求(番外編)を書いてもらうことにしようか。また何か分かるかもしれない。



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