さびしいカシの木
ソプラノめいちゃんによる歌紹介♪
今日はこの曲を紹介します↓
さびしいカシの木
作曲:木下牧子
詩：やなせたかし
作詞のやなせたかしさんといえばあの人……
アンパンマンの作者です！
やなせたかしさんは流石アンパンマンの作者なだけあって、物・動物・食べ物等の人間以外のものに感情をつけるのが上手いなぁと思います。
人間以外の物でも、感情を持った人間のように活き活きとした姿を描いているのがやなせたかしさんの作品の魅力に思います。
作曲は木下牧子さん。
木下牧子さん作曲の合唱曲「春に」を歌ったことがある人は多いのではないでしょうか？
そんな私の大好きな二人によるタッグの曲「さびしいカシの木」を今日は紹介します。
山の上のいっぽんの
さびしい
さびしい
カシの木が
とおくの国へいきたいと
空ゆく雲にたのんだが
雲は流れて
きえてしまった
やなせたかしさんはお父さんを幼い頃に亡くし、
お母さんは再婚して離れて暮らすこととなりました。
この詩はそんなやなせたかしさん自身の事を書いていると思われます。
「遠くの国へ行きたいと」この部分は亡くなってしまったお父さんのことを、
また、2番の歌詞の
私といっしょにくらしてと
やさしい風にたのんだが
この部分はお母さんのことを想って書かれているように思われます。
そして3番の歌詞では
さびしいことに
なれてしまった
となります。
とても切なくて胸が締め付けられるような曲ですね。
関係あるか無いかはわかりませんが、
やなせた「かし」
と、やなせたかしさんの名前の中にカシが入っています。
もしかしたらカシの木はやなせたかしさん自身のことを現す存在なのかもしれません。
さびしいカシの木を歌った動画はこちら↓
浴衣で日本の歌をうたうコンサートはこちら↓
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